管理栄養士&フードコーディネーター&ジュニア野菜ソムリエの
コーゲヨーコです。
40日で10kg痩せられた平野氏のつぶやきを拝見すると
「おいしいものがたくさんあって困っちゃう」とあります。
そして、彼は数週間で体重を戻しちゃったとか・・・
もったいない
そこで、今回は「おいしい」についてお話します。
まず、「おいしい」って何でしょう?
「おいしさ」とは、
味覚・視覚・聴覚・嗅覚・触覚
の五感で感じるといわれています。
そのほかに、
温・冷覚・痛・圧覚なども加わった
局所的感覚の融合によるといわれています。
さて、問題です。
「おいしい」と感じるのは、
味覚・視覚・聴覚・嗅覚・触覚の五感のうち
どれだと思いますか?
ふふふ・・・
普通口に入れるものだから、
「味覚」が一番だと思っていませんか?
残念間違いなんです。
味覚は、実験と統計によると、
100%のうち、1~5%にしか
すぎないようです。
そう、第1位は、「視覚」です。
視覚は全体の80%以上もの割合を占め、
ダントツの第1位です。
続いて2位が嗅覚、3位が触覚、
4位が聴覚と続くそうです。
よく考えてみてください。
例えばケーキを買うとき、
見て選んでいませんか?
「コレ、おいしそう!」
テレビの映像や雑誌やブログの写真をみて
「おいしそう」「作ってみよう」と
思っていませんか?
「お取り寄せ」も同じです。
またちょっとしたPOPで
「人気NO1」「おすすめ商品」と書いてあったりすると
買ってしまいたくなりませんか?
コンビニでついつい余計に買ってしまうのも
見るからです。
ランチなどもまずその盛り付けや器、セッティングなど
見た目でおいしそうだからココへ行こうと
決め付けていませんか?
食べてもいないのにもうすでに
「おいしい」スイッチが入っているんです。
意外と味覚は、
「甘い」「塩っぽい」「すっぱい」など
味を感知するだけで、「味がよい・悪い」といえても
「おいしい」と感じるのは、視覚をはじめとする
他の感覚が働いているのです。
例えば目隠しして、鼻をつまんで
じゃがいもとりんごを食べてみると
味の区別ができなかったり、
暗闇の中では何を食べているか
わからなかったり、
テレビ番組で芸能人の格付けといって、
高級品と安物の区別がつかなかったり、
というので、納得できます。
その場の雰囲気や人間関係、
(誰と一緒に食べるか)
「寂しい・楽しい・心地よい」といったことや
清潔で美しく適度な空間など環境も左右されますよね。
個人の好みで基準は違いますが、
そういうことです。
なので、平野氏みたいに、
「ラーメン大好き」な人がダイエットするときには、
ラーメンを特集するテレビ・雑誌はみないことです。
またラーメンのにおいがするところにいかないこと。
ケーキが食べたい人もそうです。
それでかなり欲望を抑えることができます。
しかし、「過去の経験」による「おいしい」もまた、
なかなか消えないのも事実です。
「食べたいな」というのもストレスになる場合があるので、
そのときには、経過を見て「ご褒美」として、
ごくたまに・・・ゆっくり味わってください。
「おいしいものをおいしく食べたい」
最高の幸せです。
ちょっと考えてみませんか?
最後まで 読んでくださってありがとうございました。
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