カリフラワー(おいしい時期11月~3月)
疲労回復や、美肌つくりに欠かせない
ビタミンCが豊富。(みかんの倍以上!)
加熱しても損失が少ないの。
糖の代謝を促し、疲労物質を排出するビタミンB1,
目や皮膚、粘膜の健康を保つビタミンB2、
体の中からキレイにしてくれる野菜なの!
女性には食べていただきた~い!
ガンの発生も抑えるんです。
茎にもビタミンCが豊富なので捨てないで食べてね。
今、いろんな品種があります。
紫色はアントシアニンを含んでいるから。
オレンジ色・・・オレンジブーケ
カロテンを多く含んでいるから
黄緑色・・・ロマネスコ
天然のカリフラワーブーケができますね。
保存法:
ラップに包んで冷蔵庫の野菜室へ。
時間が経つと黒くなるので、
茹でてから、冷凍しておくのもおすすめです。
(水気をちゃんと切ってね)
レンコン(おいしい時期11月~3月)
栄養の宝庫、体を内側からキレイにする野菜です。
疲労回復や口内炎、目の充血、肌荒れを防ぐ
ビタミンB1,B2、そしてCも多く、
これらは昔のものより倍増しているそうです。
他にもカリウム・カルシウム・鉄・銅などの
ミネラル分がたっぷり!
食物繊維も豊富なので、体を内側からキレイにして
くれます。
便秘の改善や整腸、
胃の保護など、美容と健康効果抜群の野菜です。
保存法:
ラップして、冷蔵庫で4~5日。
固ゆでして冷凍保存可能。
ブロッコリー(おいしい時期11月~3月)
カロテンとビタミンCが豊富です。
キャベツの4倍といわれています。
さらに、糖尿病の予防効果があるクロム・
血圧を下げる効果があるカリウム、貧血を予防する鉄、カルシウムとカルシウムを助けるビタミンKなどを多く含みます。
さらに、抗酸化作用と解毒作用により、
ガンを抑制するという、スルファラファンが含まれているので、毎日でも摂りたい野菜です。
ちなみに私は、たまにブロッコリー(生)とみかんで
ジュース作っています。めちゃおいしいですよ。
茎も食べられます。薄切りにして炒め物に。
保存方法:
かために茹でたブロッコリーは、
冷蔵庫なら2~3日、
冷凍庫なら1ヶ月保存可能です。
使い切れないなら小房に分けて軽くゆでて冷凍を。
白菜(おいしい時期11月~2月)
養生三宝といわれ、体調を崩しがちな
冬の風邪予防や免疫力アップに効果的です。
芯に近い葉(黄色の部分)はビタミンCがたっぷり。
カリウム・カルシウム・マグネシウム・亜鉛などの
ミネラル類を含みます。高血圧予防~。
また、食物繊維が豊富で、低カロリー、
整腸やダイエット、美肌づくりにも効果ありそうです!
黒い斑点は、栄養過多になった細胞にあらわれるもので、食用には差し支えありません。
ただ、旬以外の春から秋にかけての収獲のものは、
農薬を使わないと栽培できないそうなので、一番外側の葉っぱは、捨てましょう。
保存方法:
夏以外は丸のまま新聞紙に包んで、
冷暗所に立たせた状態で2~3週間、
夏物はラップに包んで、冷蔵庫で4~5日。
ほうれんそう(おいしい時期12月~1月)
緑黄色野菜のなかでも、抜群の栄養価を誇ります。
牛レバーに匹敵するほどの鉄分に加え、多種多様なミネラル類・カロテン・ビタミンB群・C・葉酸などが豊富なので、造血作用もあります。
また、カロテンの持つ抗酸化作用によって、ガンの予防に加え、肌の老化を防ぐという女性に嬉しい美容効果も今、まさに旬ですね~。
根元の赤い部分は、骨の形成に必要なマンガンが豊富に含まれています。甘みもあるので捨てないでね!
保存方法:
葉先が乾かないように、しめらせた新聞紙にくるんで、さらにビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に立てて保存。
または、かためにゆでて、ラップで包んで冷凍。
その他:
残留農薬が気になる場合は、切ってからタップリの湯でゆでるとよいそうです。
また、シュウ酸(アク)を多量に摂ると結石の原因になるといわれてきましたが、シュウ酸はゆでて水にさらすとほとんどが流れてしまうことや、アクの少ない品種が増えているので大丈夫です。ただ、水にさらしすぎは、せっかくの栄養分が損失するのでほどほどに~。
みかん
みかんで有名なのは、ビタミンC。
カロテンやクエン酸も豊富で、疲労回復や風邪の予防&回復に効果があり、美肌作りには欠かせない果物です。
最近の注目は、皮の白い部分に含まれる「ビタミンP」
ビタミンPには、毛細血管を強くし、動脈硬化予防に。
皮膚や粘膜を強くするカロテンや、ガン予防に有効な苦味成分のリモネン、抗酸化作用のあるビタミンC・E・フラボノイドも含んでいます。
また最近温州みかんやシークァーサーに多く含まれるシネフリンが体脂肪を分解し、脂肪燃焼効果を高めることから、ダイエットに有効ではと注目されています。
みかんのオレンジ色は、カロテンよりも抗酸化作用が高いβークリプトキサンチンを多く含むことが注目され、ガンを抑制する効果があるとして注目されています。
私は、生のブロッコリーとみかん(もちろん白い皮つき)をジュースにして飲んでます。
美味しいですよ~~栄養もたっぷり、美肌効果も~おすすめです!
大根(おいしい時期11月~3月・7~8月)
ビタミンCと消化酵素のジアスターゼが豊富に含まれています。
ジアスターゼは、熱に弱いので生のまま食べるのが効果的です。
ジアスターゼ・カタラーゼ・オキシターゼなどの酵素は、
胃腸の働きをととのえるだけではなく、焼き魚のコゲに含まれるガン性物質を
解毒してくれる働きもあります。
焼き魚に大根おろし・・・理にかなってますね~。
肉と食べ合わせても食物繊維の働きで大腸がんの予防にも・・・。
ぜひ、生の大根おろしを添えましょう!
また、葉の方は、カロテン・ビタミンC・カルシウム・食物繊維などがたっぷりです。
保存方法:
葉と根は、切り離しておきます。
葉から水分がどんどん蒸発するので、すぐに切り分け、別々に保存します。
葉は茹でておきます。
使いかけの大根はラップで包んで冷蔵庫の野菜室に立てて保存。
丸のままの時には、新聞紙に包んで、冷暗所に。
また1センチの厚みでかために茹でた大根は冷ましてから冷凍できます。
生のまますりおろした大根おろしも冷凍可能です。
サケ
サケの身のピンクの色は、えさとして食べた海老などのカルテノイド色素の一種、アスタキサンチン(今話題ですね)が筋肉に溜まったものです。
ビタミンEの500倍もの強力な抗酸化作用が、悪玉コレステロールの酸化を押さえて、血管壁を保護します。
また、アスタキサンチンの抗酸化作用は、ストレス性免疫低下の抑制や、白内障や胃潰瘍の防止に効果があるといわれています。
多くの魚に含まれているEPAやDHAは、脳細胞を活発化したり、動脈硬化や血栓の予防に役立ったりします。でも塩サケは塩分が多いので気をつけてくださいね。
私の所属する社員食堂では、「サケ」のメニューをなるべく増やしています。またいいサケを発注するように交渉しています。
サケの子供「イクラとスジコ」の栄養ですが、両方ともサケにはない目にいいビタミンAや抗ストレス作用を持つパントテン酸が含まれています。
しじみ
しじみのビタミンB12や鉄はレバーに匹敵するといわれています。
赤血球を形成&再生してくれ、貧血を防いでくれます。
食欲増進・体力増進・神経系統の健康維持に役立ちます。
カルシウムも豊富です。
有名な肝臓の働きを促す、グリコーゲンも含まれています。
さらにビタミンB2も多く含まれ、過酸化脂質ができるのを防いでくれる働きがあります。しじみのタンパク質は良質で、必須アミノ酸のバランスもよく、消化も吸収もよいので、肝臓に負担がかかりません。
酒を飲んだあとにしじみ汁を飲むといいといわれるのは、肝臓にいいからです。さらに一緒に梅干を食べると梅干の中の成分ピクリン酸が、肝臓の機能を高めてくれるので、相乗効果でアルコールを体外に排出するともいわれています。
必須アミノ酸のメチオニンが、肝臓の働きを助け、タウリンが胆汁の排泄を促し、肝臓の解毒作用を活発にし、
ビタミンB12が肝機能を高めてくれるらしいです。
しじみのうまみや栄養を無駄なく摂るなら味噌汁が一番です。
みそにも肝機能を高める働きがあり、しじみとの相乗効果
バッチリなんです。
かぶ(おいしい時期10月~12月・3~5月)
かぶの白い部分は、大根と一緒で消化酵素のジアスターゼが含まれているので、
胃もたれや胸やけの解消に効果があります。
しかし、栄養価が高いのは、実よりも「葉」
葉はカロテンの他、ビタミンB1・B2・Cなどを豊富に含むため、美肌効果も。
油炒めなどにすればカロテンも効率よく摂れます。
葉と実の両方に含まれている辛み成分グルコシアネートは、発ガン性物質を解毒し、活性酸素を取り除く働きがあります。
胃の調子を整えたいなら実の部分を、
葉にはカルシウムがあるので、吸収を高めるビタミンDを一緒に摂ると、骨粗鬆症予防に効果があるそうですよ。干ししいたけや、サケと一緒に摂ったらいいですね~。
保存方法:
大根と同じように、葉にどんどん水分を奪われるので、すぐに葉と実を切り分けましょう。
葉はぬれた新聞紙などに包み冷蔵庫へ入れて、早めに食べましょう。
実はビニール袋に入れて、冷蔵庫で2・3日。
葉は茹でて冷凍可能です。水分をよくしぼってね!
牡蠣(カキ)
カキは多くのビタミン&ミネラルを含んでいますが、なかでも
亜鉛の含有量は抜群~です。
グリコーゲンは、冬と夏とは約10倍も違うので、旬の冬に
食べたいですね!
鉄を含むカキは、ビタミンCと組み合わせると吸収をよくし、
タウリンの損失を防いでくれます。
生ならレモン汁や酢をかけて食べましょう~。
食中毒に気をつけて!
栄養価に富み、低脂肪のカキは、即効性エネルギー源グリコーゲンが、疲労回復に効果的です。
亜鉛は、味覚の細胞形成や、免疫機能、男性の生殖機能にも欠かせません。