管理栄養士&フードコーディネーター&ジュニア野菜ソムリエの

コーゲヨーコです。


東京に「糖尿病」の勉強に行ったのが、11月6日(土)

それから、この2週間ずっと「糖尿病」について

書き続けました。

いろいろ、ご批判など承知で、私の気持ちを書いてきたつもりです。


言葉足りなくて、誤解もあるかもしれませんが、

11月6日(土)からずっと、リアルタイムで書いてきましたのでその辺はご了承くださいね。


初めてこのブログをご覧になった方は、

11月6日くらいから、読んでくださると嬉しいです。

一応今回で区切りをつけたいと思います。

が、もちろんこれからも、私の課題にして、

ブログの合間に「中間報告」したいと思います。


私が、東京へ行くきっかけとなったのは、

ネットのセミナー・イベント情報です。


~糖尿病の診断と治療・最新の考え方を学ぼう!~

主催:東京都栄養士会医療部会組織

    足立・江戸川・葛飾区ブロック

参加費:500円

内容:

第1部「城東糖Q会による糖尿病患者のQOLを

     考える取組みについて」

  城東糖Q会代表管理栄養士 小池友美恵先生

第2部「糖尿病の診断と治療・最新の考え方」

  東京慈恵会医科大学付属青戸病院

   糖尿病・代謝・内分泌内科 診察部長 蔵田英明先生

申し込み:FAXまたはメールにて、ご所属・氏名と連絡先

  (FAXまたはメールアドレスを明記)の上、

足立病院 田村まで送信してください。


これをみたとき、普通なら東京だし~・・・と思って

スルーするでしょう。

しかし、私の心を動かしたのは、次の備考欄です。


三区合同勉強会は、1年に1度、地域の栄養士が集まり、

勉強する場として東京栄養士医療部会のブロックリーダーが

中心となり開催しております。

最新の勉強がしたいけれど、

講習費用が高くてなかなか参加できない、

又は講習会の会場がなかなか遠くて行かれない

という方、

1人栄養士で情報が欲しいという方などのニーズ

答えるために開催しておりますが、

三区以外の地域の方でも

どなたでも参加OKです。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。



実際、いろんな講習会がありますが、今「糖質制限食」のセミナーは新しいのでスゴク高いんです。

なんでみんなに教えるべきセミナーが高いのか疑問でしたが、

参加費500円の上、ステキなメッセージ、

コレを読んだら、

まるで私に向けて発信してるのかと錯覚するような

嬉しい心遣いのメッセージです。


なので、私は足立病院の田村科長さんに直接お電話しました。

(ホントはFAXって書いてあったんですが遠いので行くかどうか迷っていたの)

そしたら、スゴク喜んでくださり、

「どうぞどうぞ、ぜひいらしてください。

お泊りでしたら打ち上げまで、ご参加ください。」

とまで。

しかも「いろいろ質問したい」という私の意見まで快く

承諾してくださいました。なんてステキな人なの?

私の知っている限り、こんなにステキな管理栄養士さん、会ったことないです。


前置きが長くなりましたが、この前置きがわたしにとってなにより嬉しいことでした。



第1部「城東糖Q会による糖尿病患者のQOLを

     考える取組みについて」

城東糖Q会代表管理栄養士 小池友美恵先生


ココからは、資料を交えて説明しますね。

管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-1

管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-2
まず、糖Q会という組織があるとは知りませんでした。

糖尿病患者さんのQOL向上に貢献しようとしてるんですね。

その後、H20年には

「栄養指導用のコンビニシリーズ」として

コンビニを利用する人に、

バランスの良い食事をこころがけるよう

アドバイスするツールの作成

H21年には「中華ヘルシーメニュー」の考案。

中華弁当 550Kcal以下、

中華のフルコース 600Kcal以下で作成

これが、(株)武蔵野フーズの

宅配弁当で商品化

最後に、
管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-3

管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-1


管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-1
だそうです。

みなさん自分の仕事を持っている中、

このような活動を・・・

頭が下がります~。


この様子は、小池先生のブログでも

見れますよ→コチラ

糖質制限食への質問にも答えてくださいました。

彼女のブログ内でいろいろ読めます

血糖値測定器もいつも鞄の中に。

私は、影響されました。


すごく、優しくて面白い方(気さくな方)です。

帰りに東京駅の途中まで、ナビしていただきました。

フリーで働いていらっしゃるので、

興味がありいろいろ訊いちゃいました。

お世話になりました~。


第2部「糖尿病の診断と治療・最新の考え方」

東京慈恵会医科大学付属青戸病院 

糖尿病・代謝・内分泌内科 診察部長 蔵田英明先生


内容は、過去ブログにて→コチラ


そして、まだいろいろ質問する私に、

東京慈恵会医科大学付属青戸病院 栄養部課長の

林先生が、2007年7月4日に行われた

「日本GI研究会」の抄録を私にくださいました。

私は、こんな会があったことすら知らず~、

いろんな大学や食品会社がGIについて

このような研究が行われていることも知らず~。


管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-1

管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-2
みえるかな?
クリックすると画面が大きくなります。

なんと「糖質制限食」第一人者の

江部康二先生も特別講演されています。

あとで書きます。

内容もいただきました。

管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-1
気になったのは、

白ごはんと長芋(生)の組み合わせは、

白米のみより低GIだか、加熱により

高GIになること。


糖尿病患者による食品の摂取順序による

食後血糖上昇抑制効果の研究。

やっぱり、

野菜から先に食べるということに重点を置くと

食事の血糖上昇とインスリン値を抑制した。

この方法はわかりやすく、

長期の糖尿病食事療法に有効である可能性

が示唆された・・・とあります。

やっぱり~。


そして、江部先生の特別講演

素晴らしいですね。前向きな会だと思います。

江部先生はお忙しい中、

きちんと説明されるかたなので、

私は人間的に尊敬しています。

何でも最初に出る人は、批判されて大変ですが、

明らかに糖尿病食に革命を起こされた方です。

この講演では、パワーポイント63枚ありました。

約1時間の講演です。

何枚かピックアップしますね。

ノートに貼り付けたものを写しているので

映像悪くてすみません。

クリックすると少しは大きくなります。

管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-1

管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-4

管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-2

管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-1

管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-6

テーラーメードダイエット!
管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-5
日本GI会がすでに「糖質制限食」

正面からきちんと勉強されているんだと

いうことがわかりました。

多分食事指導は少しずつ変わっていくと思います。


このことが、全国に伝わらないのが残念です。


また、日本GI研究会は、

一般演題募集を募集しています。

私も発表しようかな~。

申し込み先は、私に資料をくださった
東京慈恵会医科大学付属青戸病院 栄養部課長の

林先生です。

林先生はコチラでもご活躍~→コチラ

管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-1
また、協賛の業者の方

「血糖値が気になる方へ」のお茶

そして私が山口から来てると知って、

メタボ検診用のメジャーをくださって

ありがとうございます。

嬉しかったです。

管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-2
小池先生の講義の中でお弁当を

商品化された武蔵野フーズさんの

制限食の方へのおせち料理

管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-3
タンパク質制限食の方へのメニュー

(他にもカロリー制限食とかいろいろあります)
管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-1
なんと
配送量は「無料」!!

食材にもこだわっていっらっしゃいます。

すごいな~。
管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-2
最後に1回紹介しましたが、

私の東京行きのきっかけになった

東京足立病院の栄養科長さん、

田村先生からのメールをもう一度。


コーゲヨーコさま

メールありがとうございます。

病院に勤務していると、

現在は、医療訴訟も多くなってきている現状があり、
医師の治療や、栄養指導もそうかも知れませんが、

治療のガイドラインに 掲載されていないことをして、

万が一、病状が悪化したり、死亡などとなると大変なので、
医療従事者は、ガイドラインに沿ったことしかできないと思っている人もたくさんいます。
(病院の方針で、ガイドラインに掲載されていないことは、

しないということもあるかもしれません)

現在、糖尿病に関していえば、糖尿病治療のガイドラインが日本糖尿病学会から発行されて いますが、

そこには、食事療法のエビデンスは、カーボカウントはまだ、掲載されておらず、
従来のエネルギーコントロールだけです。
しかし、これだけエネルギー神話が崩れ、カーボカウントに、患者自身が走っていることを、
指導する側の医師や管理栄養士が知らないで、

今までの知識だけに胡座をかいていては、

本当に、国家資格者として恥ずかしいことだと、

私も思います。

実は、杉本正毅先生というドクターを、足立区の勉強会でお招きしたことがあるのですが、
その患者さんが、どのような、人生を生きたいか?患者の人生の物語をとても大切にされる先生で、
私は、そのひとつに、糖尿病患者のQOLを考える中にカーボカウントがあるのだと思いました。
杉本先生のブログも良かったら、ご参考までに、読んでみてください。
江部先生とは、また違った意見を書かれています。

本も何冊が出されており、私の病院の栄養科では、杉本先生の本にある食べ物による
血糖値の影響を、試験食を食べ血糖自己測定をし、まずは、院内の内科医にエネルギーコントロール
だけでは、糖尿病の食事療法はできないことを今月の院内学会で発表する予定です。
病院の内科医の許可がおりなければ、栄養指導でカーボカウントが取り入れにくいからです。

http://blog.livedoor.jp/my_voyage/


http://www.diabetes-cafe.com/largetable/modules/popnupblog/index.php?postid=372


まだまだ、原因や治療が解明できない疾病がたくさんあり、しかし、少しずつでも研究が進んでいるので
私たちも新しい情報に敏感にならないといけないですね。

今、日本栄養士会の会員になると最高200万円までの

「栄養士損害賠償保険」がついています。
これは、栄養管理や給食管理のミスが患者に身体障害や死亡など訴訟になった時、弁護士費用なども かかるので、栄養士会がそのようにしました。

もちろん、オプションで最高1億円までの上乗せができますが・・
今の時代は、栄養士にそんなところまで負担が強いられるようです。
しかし、医師や看護師など、人の命に直結している職種には、当たり前のことだといえば、当たり前で、逆にいえば、
栄養士もやっとそんな医療従事者として、社会的立場が向上したともいえるかもしれません。

いずれにしても、インターネットという便利な世の中になりましたので、コーゲさんのような、情報発信は大変貴重です。
これからもブログを楽しみに応援しています。

そのうち、私ももう少し、勉強してブログを立ち上げたいと思います。
                             田村清美


ありがとうございます。

管理栄養士コーゲヨーコの「バランス喰楽部」-shuugou
正面が林先生、左端が田村先生、

左から2番目は小池先生、

そして、

きせん病院科長 岸菜先生、

森山ケアセンター 佐藤先生、

森山リハビリテーション 福島先生

あさひ病院 磯部先生は、私の重い荷物

車で運んでくださってありがとうございました。

全員管理栄養士です。

私もどこかにちゃっかり写っています。


この東京都栄養士医療部会の皆さんは、

とても仲がよく、お互いが施設を訪問しあって

料理などの指導を受けたりするなど

日々向上しあっています。

ステキな人たちです。

私は、彼らのような関係が

全国に広がると栄養士のレベルアップと

地位向上ができるのではと思っています。


長くなりましたが、

以上でいったん、この話題は終わりです。

読んでくださったあなたに感謝しますドキドキ


合格最後まで 読んでくださってありがとうございました。
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