管理栄養士＆フードコーディネーター＆ジュニア野菜ソムリエの
コーゲヨーコです。
最近ずっと「食育」について書いていますが、
大事なことは、食べることに感謝するということですね。
食べ物というのは、
生きているものをいただくということ。
その命をいただいているということを
子供達に教えていかなければなりません。
これは、私達世代の責任です。
子供は魚をみていません。
切り身であったり、寿司ネタであったり・・・
だから魚の形を見ても名前がわからないのです。
野菜もそう！畑を見ていないのです。
それ以前にいかに人の手がかかっているか、
教えてあげないと食料を無駄にすると思います。
日本は自給率低いですから、今後心配です。
さて、アメリカの話に戻ります。
イケメン調理師、ジェイミーオリバーの
「フードレボリューション」の中で、
子供達に野菜に興味を持ってもらおうと、
学校の屋上や、校庭、近所の菜園など
野菜や果物を自給自足するといった
「ガーデン・トゥー・スクール」という活動
をしました。
新鮮で安く食材が手に入ること、
自分達の食べるものを自分達で作るということで、
食育として、評価されています。
私もそう思います。
ピーマンやきゅうりが嫌いといっていても、
収獲を経験したら「食べたい」って思うものです。
大きくなっていくことで愛情が湧いたり、
収獲する楽しさ・感動は、大きいと思います。
そういう経験を小さい頃にさせてあげたいな。
いい子が育つと思います。
そして、オバマ大統領夫人、
ホワイトハウスで「キッチンガーデン」という
家庭菜園を作りました。
この菜園をプロデュースしたのは、
アリス・ウォータースという女性シェフです。
ご存知の方、多いと思います。
オーガニック料理の第一人者
といわれている人です。
昨日紹介した映画「フードインク」、
彼女は大絶賛のコメントを送っています。
アリスがオーナーを務める
「シェ・パニース」は、地元の新鮮な食材を使った料理です。
彼女は、
「Edible Schoolyard（食べられる校庭）」
という先駆的な食育プログラムに力を注いでいます。
荒れ果てた中学校に野菜や果物を植え、
畑の土作りから、栽培、収獲、調理して食べる・・まで
中学３年間で取り組みます。
一時的な農業体験ではなく、
長期的に食物を育てることで、
食と地域の人々と環境のかかわりや、
食物の生産から食卓までを学べることで、
素晴らしいプログラムだと思います。
このプログラムは、今カルフォルニア州だけでも、
幼稚園から大学まで３,０００校以上もの学校に
広がっているそうです。すごいですね。
そんな彼女と、
オバマ大統領夫人がタッグを組んだから
すごいです！
すんごい大きなサニーレタス。
この農園を作るのを手伝ってくれた、
バンクロウト小学校の子供達と一緒に、
収獲と料理を作って食事した様子。
子ども達も野菜を洗ったり、
準備したり忙しかったそうです。
でもお手伝いをさせるところも、
オバマ夫人、サスガです。
オバマ夫人のコメント。
「庭に野菜を植えることは、
ホワイトハウスで、ファーストレディーとして、
一番やりたかったことでした。
菜園作りは長年の夢でした。
みんなとこうして働いて楽しかったです。」
このニュースをみた全米各地では、
「オバマの娘のような給食を！」というポスターを
つくり、給食内容の改善を訴えるところが増えてきたそうです。
その後も、オバマ夫人は、
全米アメフトNFLイベントによる
子どもの肥満対策キャンペーンで、
アメフトをしてみたり、
スゴク積極的に活動する姿は、素晴らしいです！
応援してます！
（ご主人の支持率が心配ですが）
・・・最近のアメリカの食情報→コチラ
ところで、日本にもオバマ夫人のような
カリスマ的スーパーレディー欲しくないですか？
優秀な方はたくさんいらっしゃると思います。
私、思うんですけど、（あくまでも冗談です）
そういう食育や日本の国の将来を考えて
レボリューションを起こしたい人は、
東国原宮崎県知事と結婚したらどうでしょう？
いろんな政治家が頭をよぎりましたが、
東国原さんと結婚すると
話題＆注目されること間違いないでしょう。
（なんちゃって～怒られそうですね）
最後まで 読んでくださってありがとうございました。
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