管理栄養士&フードコーディネーター&ジュニア野菜ソムリエの
コーゲヨーコです。
女性ホルモン第2弾ですが、
「女性ホルモンを増やすには」の前に、
「女性ホルモンの恐ろしさ」を先に書いておきます。
男性が女性になる・・・
そう、性転換には「女性ホルモン」治療をします。
そうすると、見た目や体質がガラッと変わり、
ホントに女性らしくなります。
女性ホルモンの中でも
「エストロゲン(卵胞ホルモン)」は、
男性に注射すると
体毛が薄くなり、肌は白くなめらかになり、乳腺までが発達して女性らしい豊満な胸ができます。
余談ですが、男性が「肝硬変」という病気になると「胸がでてくる」方がいるそうです。
これは、肝臓の働きが悪くなり、エストロゲンが
体内を循環することが、原因なのだそうです。
だったら、女性も「エストロゲン」を摂取すればいいと思う人もいるかもしれません。
でもそれは、あまりにも短絡的です。
まず、エストロゲンを知ることから!
エストロゲンは、女性の20~30歳がピーク、
50歳で急激に減少します。
基礎体温をつけられると、下記のようなグラフ
(図1)になると思います。
下記のグラフの形(図1)にならなかったら、
婦人科への診察をおすすめします。
(図1)と(図2)を見比べて見てください。
(クリックで拡大)
エストロゲンは生理が終わってから分泌し、下記(図2)の「低温期」のラスト排卵期に入る直前、
一番多く分泌します。
この日は、「化粧のり」がいいはずです。
それを過ぎると、ぼーっとしたり、水分や血行が
滞り、肌荒れ、腰痛、便秘などの不調がでるのは、もう1つの女性ホルモン「プロゲステロン」の分泌が多いときです。
ちなみに妊娠すると、両方が出ている状態になるので、妊娠中ホルモンバランスがよいと、体温も上がって血行が良くなり、妊娠して
「キレイ」になることができます。
「妊娠&出産してきれいになった」人が多いのも、
このためです。
「ニキビ跡がきれいに治った」人もいました。
幸せホルモン全開です
逆に体重が増えすぎて、むくんで失敗する人もいますが。
妊娠中も、うまくホルモンバランスを整えることが大切です。
このエストロゲン、女性を美しくするだけではなく、女性の健康を維持するのに、とても大切な役割をもっています。
皮膚・骨・血管・脳・肝臓などにも影響力があり、
男性よりも女性が長生きなのは、エストロゲンのおかげです。
しかし、閉経が近づくと、エストロゲンの分泌が不足するので、アンバランスから自律神経の働きが乱れて、更年期障害が起こります。
私は、昨日のブログにも書きましたが、子宮筋腫が大きくなったため、お医者さんに生理を止める薬を投与され、いきなり更年期がきました。
それは、恐ろしいものでした。
体温が上がったり下がったり、寒くなったり暑くなったりしたので、業務用の大型冷蔵庫に入ったり、業務用の食器乾燥機に入ろうとしたこともあります。
自律神経の乱れがくると、楽しくて笑っているのに、涙が勝手に出て、涙が止まらなかったり、気分の躁鬱があったりと精神的に堪えました。
なので、担当のお医者様に耐えられないからこの治療をやめてくださいと頼んだのですが、これが
一番いい方法だと(このとき私は貧血で手術ができないといわれていたので)いわれました。
それで、投薬をやめ、他の病院へ行き、即手術してもらったのですが、子宮は破裂寸前で、投薬をやめたので急激に大きくなっていてなんと子宮の重さは2キロ以上あったそうです。
筋腫は細胞分裂して5個に増えてました~
怖い~
今は元気なので、笑い話ですが、
当時はもう悲惨です~。
最近、若年性更年期障害が多いとよく聞きます。
その原因は、ストレスや無理なダイエット、食生活を含む不規則な生活などが大きな原因です。
ストレスや無理なダイエットが卵巣の働きを低下させたり、女性ホルモンの減少などによって、更年期と同様の症状が現れると考えられています。
また、ストレスの多い生活や食生活の乱れ、過度なダイエットは、
生理痛・頭痛・肩こり・不眠・イライラ・肌のしわ・たるみなどの美容や健康面へ大きな影響を及ぼしていることはわかっています。
気になる方は、ぜひ、基礎体温を計ってみてください。
最近では、パソコンや携帯電話から基礎体温を入力すると、基礎体温グラフを作ってくれるサービスもあるみたいですね!・・・すごいな~。
もう一度まとめると
エストロゲンの分泌量が多いとき
肌や髪にハリとツヤが出て、気分も明るくなり、
ダイエットやスキンケアの効果がでやすい時期。
プロゲステロンの分泌が多いとき
顔がむくんだり、ほてったり肌状態は良くない時期。
皮脂の分泌やメラニンの働きが活発になり、にきびやシミができやすい肌が荒れやすい時期。
頭痛や肩こり、便秘、むくみなど月経前症候群が現れ、イライラしたり落ち込んだりすることが多くなります。
月経のとき
2つのホルモンの分泌の少ない時期。
肌は敏感で乾燥気味。
気分も憂鬱で、体調もあまりよくない。
この女性の周期を知り、うまく付き合っていくことが大事です。
男性の方もこれを知って上手に女性と付き合うことおすすめです。
また、今の時期(梅雨時期)のような季節の変わり目は、
気温が急に上がったり、クーラーなどで室温が下がって寒くなったり、湿気が多くてムシムシしたりと、
体調を崩しがちです。
肉体的や精神的な些細なストレスが、ホルモンバランスを崩し、月経不順を引き起こしたりします。
今の時期、体調管理に気をつけ、ストレスをためないようにしましょう。
「エストロゲンだけ出ればいいのに!」と、エストロゲンの投与を考える人がいますが、
それは、安易に考えないでくださいね。
私たち女性は、「エストロゲンだけを摂取すると」乳がんや卵巣がんの原因のひとつになってしまうこともあるのです。
女性ホルモンも「バランス」が大事
だからうまくつきあっていかないとダメなんです。
薬に頼らないで、
「女性ホルモン」の分泌量を増やす方法があります。
次回、お話いたします。ご参考に~
昨日は、「七夕」でした。みなさん何か願い事しましたか?
昨日深夜、プレゼントをいただきました。
私がブログを始めた頃から、いろいろご指導いただき、大変お世話になっている
(夢の中でした)
願い事・・・素敵な出会いがありますように
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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ありがとうございました