ノリオとのつまらないやり取りをしている間に
適当に注文していた料理が運ばれ、
当初の目的を忘れ普通に話し出したメンバー
すると、放っておけばいいのに
私達の席へとやってきたトモくん。
勇気あるな…。
「こんばんわ」
そう声を掛けたトモくんに一斉に顔を向けたメンバー
誰やねん!って感じで戸惑う男性メンバーをよそに
興味津々のミソジメンバー
身乗り出しすぎちゃう!ってくらいの興味津々さに
さすがのトモくんも少々引き気味で軽く挨拶をした後
「ちょっと、ヒナタ借りていい?」
なんて、無謀な問いかけに
「え~!話あるならここでして
」
なんて、笑顔で冷たい事言うのは楓さん。
「じゃ、ちょっとだけ…」
苦笑いでそう言ったトモくんに耳を貸すと
「これには事情があって…」
うん、うん…。
事情な…。
黙って頷く私に
「ヒナタが帰って、ヒロシから電話来て
俺、風邪引いてるからって断ってん…
けど、どうしてもって頼まれて…」
うん、うん。
「向こうから2番目に座ってる子のこと
マジで狙ってるらしくて
クリスマス近いやん…
だから、俺的にも協力してあげやなな~って…」
うん、うん。
「聞いてる?」
頷いてるだけじゃダメなのか恐る恐る聞いてくるトモくんに
「うん、聞いてる。
何も責めてないやろ?
たまたま、私らも飲みに来ただけやし…
そんな必死で言い訳しないとダメな状況なん?」
「そんなんじゃないし!」
「そうやろ。だったら別にいいやん。
戻って友達の為に協力してあげて!」
「怒ってる?」
「怒ってないよ」
「でも、顔笑ってないで…」
って言われたから、笑顔作ってみたけど
「怒ってるやん…」
失礼な…こんな顔やし!
「合コンには行かん!って言った発言を撤回するってことやろ?」
「ちゃう!
合コンじゃない!
これは、サークル活動やねん!」
なんだ、その言い訳…。
お前、、、大学生かよ!