「席代わってや・・・」
若干、泣きそうになりながら隣りのゆきちゃんに救いを求めると
「何でやの?オモしろくなりそうやねんからこのままいとき!」
オモしろくならなくていいですから・・・。
席を変わる事を拒否られ、渋々座ってると
「今まで、付き合ってた、中で・・・
一番、ホレてた、って事・・・?」
姉さん・・・
声、震えてます・・・。
「おぅ!」
軽い・・・。
お前はケツも軽ければ、口調も軽いのか・・・。
元カノ二人並べて、今日結婚式を終えた奴が答えてるとは
思えないくらいのこの軽さ・・・。
そして、めでたい日なのにこの不穏な空気。
何?( ゚ ▽ ゚ ;)
どうなってるの?Σ(=°ω°=;ノ)ノ
これは・・・酒に逃げるしかない!
目の前にあるビールに手を伸ばすと
「どこに・・・ひーやんの、どこに・・・
そんなに、魅力があるの?」
動揺するなら聞かなきゃいいのに・・・
しかもその質問・・・
私が聞きたいよ・・・
今、この瞬間・・・人生で最大の疑問やし・・・。
完全に存在を消すように息を殺し、
この場にいないフリをしてビールを流しこもうと・・・
「えっ?どこ?うーん・・・
体の相性?」
ブーーーーーーーッ、っ!!!
誰か・・・
救急車をお願いします!
この人を・・・
この隣にいる世界で一番バカな人を・・・
どこか適切な病院へ!!!
思わず吹き出したビールをおしぼりで拭きながら・・・
隣りでニコニコと笑う元カレを・・・
バシッ!!!
思いっきり頭叩いてやった・・・。
「お前はバカか・・・」
その場にいた全員爆笑・・・。
いや、私・・・全然笑えないっす・・・(w_-;
呆れてため息つきながらテーブル拭いてると
「何で?お前もそう思うやろ?」
はぁーーーーーーーぁん??
何、その返し・・・。
そう思っても!
この場で言うなよ!!
「「 やばい・・・。 マジでウケる・・・ 」」
その場にいた人全員爆笑・・・。
そして、爆笑してる中で固まってる人が一人・・・。
みんな、キクリン忘れてますよ・・・。
「キクリン!大丈夫?帰って来て~!」
うん、忘れてなかった。
ゆきちゃんがいてた・・・。
「えっ・・・」
って、帰って来たキクリンを見て
隣りでゆきちゃんの肩が震えてた。
クククッ・・・
って、ゆきちゃん笑い堪え切れてないから・・・。
「お前さ・・・体の相性って・・・
そんな理由どうなん?
そんなんやから、ひーやんに捨てられたんちゃうん?」
おっ、お前いいこと言った!
元同僚で二次会の幹事を任されてたヤマちゃんが
大人で、適切な発言をしました。
ナイスな発言したヤマちゃんと軽く握手を交わし
隣りのバカなやつを睨むと
「お前・・・相変わらず睨んでもいい女やな・・・」
はぁ・・・
誰か、彼に適切な薬を処方してやってください・・・。