運命は遺伝する vol.4 | いつからあなたは笑えなくなったのか 誰もが子どもだった…子どもが笑える世界のために

いつからあなたは笑えなくなったのか 誰もが子どもだった…子どもが笑える世界のために

米国・中国・マカオで特許取得した「心のバランスを整えるための方法」ミロステクノロジーを伝えるミロスアカデミー講師 田坂美紀 
親と子と先生で新しい教育を創造する「OKOSEエデュケーション協会」会長 
本当の自分に戻るお手伝いをしています





運命は遺伝するvol.1

運命は遺伝するvol.2

運命は遺伝するvol.3の続きです。


私たちの母は、夫に頼れない分、
私たちこどもに頼ったのと同時に、
仕事のために父親不在という環境のため、
こどもの私たちは母に同化、癒着したまま成長しました。



そんな私たちが、その母から離れようとしたから、
主人は結婚を猛反対され、
私は冷たくなったと罵倒されたんです。



頼る先を無くす恐怖、
失う恐怖でいっぱいだった母たち。




同時に、依存から自立に向かった私と夫の不安と、
母から離れる罪悪感でもありました。





愛がない、愛がわからないところからの間違った、
そして強過ぎた母の母性愛に支配された男と女。




自分は弱いから外に強い女を求めた男と、
同じく強い男を求めた女が引き合い結婚。








どちらも自分がないが、
男は自我の強い方を演じ、
女は自我のないふり。
これが、私たち夫婦の結婚だとわかりました。




命を産み育む女性は強く、
もともと男性は弱い。




いつも、母親に自分だけを見て欲しいのに、
他の兄弟やいろんなことで、
それは叶えられない。



その思いは妻に向けられるけれど、
妻も子どもができたらこどもにしか目がいかない。



自分だけを見て欲しい、
いつも見ていて欲しい思いは叶えられず、
晴らせない思いは外に向かうんです。



例えば、よくある例ですが、
仕事一徹、ギャンブル、お酒、女遊び、趣味三昧の夫、



それを見て、
妻たち女性の気持ちはもっと冷めて離れてしまう。



ますます母子癒着していき、
自分に向かず外へ向く夫とは、
精神的家庭内別居。



こんな風に男と女は、
意識、無意識両方で、
復讐劇を繰り広げているだけ!!



男と女は、
決してお互いを理解することはできないんです。




そして、全然自分というものがないのに、
強烈に自分を作ろうとする。



この弱い、強い、頼れない、頼るという
世間の男性女性の葛藤を、
私たち夫婦も見ていただけでした。


続く・・・






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