◆罪悪感のある女性は幸せになれない ② | いつからあなたは笑えなくなったのか 誰もが子どもだった…子どもが笑える世界のために

いつからあなたは笑えなくなったのか 誰もが子どもだった…子どもが笑える世界のために

米国・中国・マカオで特許取得した「心のバランスを整えるための方法」ミロステクノロジーを伝えるミロスアカデミー講師 田坂美紀 
親と子と先生で新しい教育を創造する「OKOSEエデュケーション協会」会長 
本当の自分に戻るお手伝いをしています







この世の仕組みを解明し 男と女で紐解いた究極の自己実現法を

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『罪悪感のある女性は幸せになれない』②


「一体、君は誰と比べているんだ?」

そんな夫の心の叫びも、

罪悪感という狭い思考の中に閉じこもっている彼女には届きません。

夫が自分のことを愛していることはわかっていました。

しかし、「こんな自分には愛される価値がない」という思考が、

夫の想いを拒絶していたのです。



もうひとつ、Tさんにはこの結婚に罪悪感をもつ理由がありました。

彼女は三姉妹の次女として生まれ、両親が姉のことを “跡継ぎ” として

大切に育てる姿を見て育ちました。

そのため、幼い頃から長女の責任の重さを知っていました。



ところが、その姉が他家に嫁ぐことになります。

自分が跡継ぎになったと思った彼女は、

当時好きだった男性との結婚をあきらめました。



しかし、結局、自分も姉と同じように

他家に嫁ぐことになったのです。

両親は婿養子を迎えようと考えていたはずです。

しかし、長女のときもTさんのときも、

笑顔で送り出してくれました。


娘の幸せが一番であり、娘が望み通りの結婚をしてくれることが

嬉しかったからです。



ところが、彼女の目に映る世界はそうではありませんでした。

「父も母も、きっと私の結婚に失望しているにちがいない…」

その罪悪感が、彼女の中に “親を裏切った” という

思い込みをつくります。



彼女は両親からの祝福の気持ちを感じられなくなり、

「私だけ幸せになることは許されない」という思いから、

自ら不幸の十字架を背負うことになります。



どんなに恵まれた環境にいようとも、

自分に与えられた豊かさを受け取ることができない…

そんな不足感と罪悪感に悩む彼女の世界は

喜びのない灰色の世界でした。



その後、彼女は「私は幸せになってはいけない」という 

“思い通りの人生” を体験することになります。

(つづく)

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