こんばんは。タッドです。

ライフガードのコースは2日間。
1日目に

CPR(心肺蘇生法)

First aid (応急手当)


包帯の巻き方、
詰まった食物の措置、
蛇に噛まれた時、
傷の手当、
喘息の対応、
アイシング、
熱中症の方々の対応、
アレルギー反応の方々の対応
を丸一日かけて学びます。


ネィティブの方々と
一緒に受けるので、英語のスピードは
早いわ、アクセントは強いわ、
聴き慣れない単語は出るわで
テンパりました。



特に印象に残っているのが、
喘息の方々の対応。
私が生まれた場所は
工業団地だったので、
気管系に少し問題がある人が
多く、喘息の対応を知れたのは
良い勉強になりました。

①喘息の機器をセット
②機器のボタンを1回押して、
4回ゆっくり呼吸をしてもらう。
③機器を振る
④1から3を4回繰り返す。

4分後にまた1から4を繰り返す。


このコースは、私以外に
ライフガード志望の方もいれば
ナースを勉強している人や
ジムでインストラクターをしている人、
フィットネスに関わる方々も一緒に
受講していました。


私は日本で車の免許を取った時に
心肺蘇生法だけ知っていたのですが、
他の分野はからっきしで、
ペアになったネィティブの方々に
嫌な顔をされたり、舌打ちされたり
して気まずくなるほど不器用さが目立ちました。

特に驚いたのは、高校生くらいの方も多く
受講されていました。


十代から生死に関わる大事なスキルや
知識を大人の中に入って吸収して自分の
モノにする機会が与えられている彼等の
立場が羨ましいと感じました。


あの頃は、オーストラリアに来て3年目だった
こともあり、

少し英語が上達したかな‥

と、自信が着いた

と思っていた時期でもあったので。
そこへ来て、ネィティブとの差、
まだまだ聴き慣れない単語や
理解できないスピードでの会話や
言い回しに手こずり、
真夏の炎天下の中、ネィティブの
彼等に必死に喰らいつきながら
邪魔モノ扱いを受けながら、
汗だくになって、なんとかコースを
終えました。



日本ではなしえなかった経験を胸に
刻んで。

そして、次の日に
プールに入っての水泳のテストと
シミュレーションを想定した
CPR訓練が待っています‥。