名古屋市西区の路上で12日、ひったくりをしたとして強盗致傷容疑で現行犯逮捕された愛知県蒲郡市形原町出口、自称作業員の石沢博容疑者(50)について、名古屋市内で7月から未遂を含めて少なくとも27件発生した連続ひったくり事件を捜査していた愛知県警が行方を追っていたことが、捜査関係者への取材で分かった。
 連続ひったくり事件には、別の事件で北海道警に逮捕された男が関与した疑いが強まったとして、県警は今後、男からも事情を聴く方針。
 石沢容疑者は12日午後7時50分ごろ、ミニバイクで女性から現金などが入ったハンドバッグを盗み、一緒にいた女性の夫を引きずってけがをさせたとして逮捕された。