社会 | 神奈川新聞 | 2020年12月4日(金) 05:00

荻原被告が川崎市ふれあい館に送った年賀状。悪質性と反省のなさから実刑判決が下った

 多文化交流施設「川崎市ふれあい館」に在日コリアンを脅迫するはがきや学校に爆破予告を送ったなどとして、威力業務妨害罪に問われた元同市職員の男(70)=同市川崎区=の判決公判が3日、横浜地裁川崎支部であった。江見健一裁判長は「生徒や不特定の利用者に危害の恐れを抱かせるもので実刑は免れない」とし、懲役1年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。