「ふざけるな」「軽すぎる」閉廷後の法廷には遺族の怒りの声が響き渡った。女子高生が誘拐され、その後殺害された事件。殺人などの罪に問われていた夫婦に言い渡された判決は、死刑を求めていた遺族にとっては軽すぎる判決だった。


小森章平被告(29)と妻の和美被告は(30)はおととし8月、当時18歳の女子高生(Aさん)を車で連れ去り、山梨県内の小屋で首をロープで絞め、ナイフで背中を複数回刺して殺害した罪などに問われている。