深夜食堂をみていた
何回みたか忘れてしまうほど
好きな世界だ

先程も ちょっとばかりみていたけど
睡眠導入剤が効いてきたのと
明日に備えて 途中までで終えた

今ある言葉の数より 言葉で言い表せない言葉の数ほうが遙かに多くて
言葉ですべて伝えられる「気持ち」なんて有り得ない

だから フラフラと魂のような「気持ち」が着地点を失い
成仏されず心の中を彷徨う

食堂の中では そんな魂のような「気持ち」が話を進めている
優しい湿っぽい世界

言葉でさえ 記号でしかないと教えてくれる
理屈も合理性も不要

僕なら卵焼きを頼もうかと思う
酒はいらない
ちょっとだけ白いご飯と塩昆布

そんな店本当にないだろうか?