この前妹のところに生まれたばっかりの可愛いお千代を見てると思う。

 

あぁ、人間って赤ちゃんだろうが大人になろうが不器用で葛藤の多い生き物なんだなって。

 

ある産婦人科の先生の話によると、お千代は今自分がこの世に生まれてきたことにようやく気付き始めた段階らしい。

 

食べなくてもお腹が満たされるし、呼吸をしなくても体に酸素が入ってくる生活をしてた人が、いきなり自分で食べたり息をしたりしなきゃいけなくなるわけだな。

 

私で例えたら、記憶を消されて自分がなんなのかも生きるために何を必要としてるのかもわからない状態でいきなり火星に飛ばされて、

 

言葉も文化もわからないし、そもそも栄養的に同じようなもの食べて暮らせるかどうかもわからない火星人を頼って暮らさなきゃいけない、みたいな感じかσ(´┰`=)

 

喉が渇いてても、あのぅ、、、お水いただけませんかね?とか言えないの。

 

そもそもお水って何?σ(´┰`=)みたいな。

 

そしたらもう、泣くしかないわなぁ。

 

なんか困ってるらしいって察してもらって、コイツは何がほしいって言ってるんだろうって火星人さんたちに考えてもらわなきゃいけない立場。

 

まな板の上の鯉ってのかな。

 

必要なものがもらえることを祈ることしかできない。

 

甘えてるとか言われたってどうしようもない、それしかできないんだから。

 

そう考えると、お腹が空いたら自分でカップ麺作って食べるとか、お腹が痛くなったら自主的に胃薬を飲むとか、

 

自分に必要なものがわかってて、しかも自分でそれを満たすことができるってすごく幸せなことなんだな。

 

いつまでも不自由な暮らしはしたくないから、私はめちゃくちゃ頑張って火星語を覚えるだろう。

 

時々変なこと言って笑われたり、そういう時はこう言うのよ、とか言って教育してもらうこともあるかも。

 

今はまだ泣くことでしか自分を表現できないお千代も、寝てるだけみたいに見えるけど、ある日突然しゃべり出すために着々と準備してるのかなぁ(´∀`*)

 

言葉が使えると表現はどんどん豊かになる。

 

コミュニケーションはどんどんスムーズになって、当然、コミュニケーションの一部である甘え方もスマートで無理のない形になってくだろう、、、なんてのは甘いってのは皆さん知っての通り(;^ω^)

 

たしかに自分の気持ちを表現するための語彙は増えていくだろうけど、もう大人として暮らしちゃってるこの私が?

 

今更どのツラ下げて「甘えてもいいですか?」なんて言えるってんだ_ノ乙(、ン、)_ みたいに思う人、私だけですかね・・・(;^ω^)

 

私がおじさんだったら「沽券に関わる」とか言うよたぶん 笑

 

でも、ちょっとどうにかしてほしい、甘えたい部分は未消化のまま残ってるわけだ。

 

するとどうなるかってと、クールぶって自分はなんでもそつなくできる風を装いながら、

 

「察してくれー、空気読んでくれー」って心の中で祈りながら相手に丸投げする。

 

気づいてもらいたくて、時々わざとちょっとだけ足音を大きくしたりなんかして。

 

・・・・これ、大人の皮はかぶってるけど、お千代のやり方と同じ。

 

だから逆説的だけど、甘えを適切な形で素直に表現できる人って、相当成熟してるんだと思う。

 

そりゃなんでもかんでも甘えてちゃ、周りの人が困ってしまうだろうけど、

 

何を求められてるかもわからずに右往左往させられるよりはずっとやりやすいだろう。

 

そういうのができるような、心が成熟した人になりたいなぁ。

 

お千代が大きくなる過程で、なるべく自分も周りも悩まなくていいような付き合いってどんなものか、

 

それとなく教えてあげられるといいなと思うから(´∀`)