降りそうで降らない雨
陽射しは無いものの
異常な湿度で。。
こんな日は
本当に身体に堪えます
何故かこんな最中
我々の税金である
「電気代補助」も無い
7月
政治家・官僚に限らず
ソレを監視・批判する
TVのコメンテーターの
皆さまも
所詮は生活の苦労も知らず
「月々の電気代すら知らない」
そんなヤカラに見える
今日この頃
皆さま
お元気ですか?
「身体かカネか」
終戦後
余りの貧しさに
売血でその日を暮らした
そんな時代に逆戻りするのか
日経平均の株価を見て
そのギャップに鬱なワタシです
さて
今宵は今後の生活の憂いでは
無く
今後のタイラバと云う釣りを
大袈裟に心配してみます
まだまだ
確信的なデータも揃わないので
「年寄りの戯言」であれば
良いのですが。。
「マッチザベイト」
タイラバに限らず
あらゆる釣りでのベースとなる
重要な概念だと思っています
要するに
エサ釣りであれ
ルアーであれ
そのポイントで
狙うサカナが喰うであろう
「エサ=ベイト」にマッチさせた
エサやソレを模したルアーを
選択して
ターゲットのサカナを釣る
タイラバで云うと
「底を取ってただ巻き」が
基本ですので
ネクタイ・スカートと云う
部材を如何にその時のベイトに
似せるコトが出来るか
コレが
タイラバの「キモ」であり
その推理こそが
この釣りの「奥深さ」と
ワタシは今でも思っています
「アンチザベイト」
ソレに対する反語として
今回ワタシが勝手に創った
コトバ。。
要するに
狙うターゲットのサカナの
「喰うエサ」では無く
「敵=嫌がるモノ」なのか
「反射的に追っ払う為に
口を使って反撃するモノ」
タイラバで云うと
そんなネクタイ・スカート
その他装飾物で
そんな反応でタイを
「フックに掛けよう」とする
巻き巻きが。。。
「アンチザベイト」の
タイラバ
いやいや
そんな釣りが他にあるのか
実は
考えてみると
日本古来の伝統的な釣りに
ありまして。。
「アユの友釣り」です
アユのエサは石に着いた
「コケ」
本来の「マッチザベイト」なら
ソレを針に付けて
アユを釣る筈が。。
この釣りでは
アユが餌場を持ち
ソレに侵入してくる「敵」を
追っ払う習性を利用して
針に掛ける!
まさしく
「アンチザベイト」な
釣法です
「マッチザベイトの限界」
ワタシは
タイラバを始めた頃
こんな簡単な仕掛けで
こんな簡単な動作=巻き巻きで
マダイが釣れるのか
そんな懐疑心から
どんどんのめり込み
その疑問を
何とか自分なりに解決しようと
「マッチザベイト」を
切り口に挑んできました
しかし
このブログでも
ひたすら愚痴ってきたように
マダイっていうターゲットは
非常に幅広い海域に住み
「何でも喰う」=雑食性
コレが「仇」で
その時期・その海域・その状況
によって
「マッチザベイト」を特定するのは
至難の業なんです
「アンチザベイトの可能性」
長年そんな釣りを繰り返しますと
「ベイトにマッチしていなくとも
タイが反応するパターン」って
あるんじゃないか
そんな妄想もアタマを過る様に
なった頃。。。
登場したのが
「ビッグネクタイ」
「ぶ厚い系ネクタイ」
なんです
特に今やメジャーになった
高松M岡船長のヤツや
もっと振り切った
釣友Sクンのオリジナルは
地元海域で
圧倒的な釣果が出たので
「コレかも」
と思いました
マダイが口を使う
=「エサを喰う」or
「敵を追っ払う」
エサを喰うのはジアイのみ
だけど
敵を追っ払うのは
本能的「反射行動」なので
マジで「必殺」かも
と
「その果ては?」
一方で
本来タイが嫌がる
ネクタイで攻め続けたら
その海域はどうなるのか
そんな疑問も湧いてきます
皆が「マッチザベイト」で
アタリも遠く
苦心惨憺で巻き巻きの最中に
ごく少数が
「アンチザベイト」で
巻けば。。
確かに「アンチ」が
釣れるかもしれません
しかし
皆が一斉に「アンチ」で
巻き巻きしたら
そして
ソレを連日繰り返したら。。
タイからとってみれば
「敵だらけ」の海域に
なるのではないか
そんなポイントに
タイが集まるのか。。。
「タイの心は分らねど」
ジャカジャカ動かすジグは
サカナにとってみれば
「喰い難い」
そんなコンセプトから
ワタシのジギングの師匠である
S藤さんは
「スローピッチジャーク」を
編み出されました
ソレをタイラバにも
応用できないか?と
「巻かないタイラバ」
「ステイ&ゴー」
「流し込みタイラバ」を
試行してきたワタシ。。
ソレはあくまでも
いかに自分の「カブラ」が
タイにとって
「喰い易い」アクションを
目指したトライアルでした
対して
今の「アンチ系」って
「とにかくタイが反応すれば良い」
コレが末永く
タイラバと云う釣りを発展させる
のか否か
結局
「タイに聞く」しかないのかも
憂うワタシです