水産のブログ
行ってきました
ワタシのタイラバの聖船
清海丸@加太
さて
先週末の話しです
天気予報では何とか出れそう
ですが。。
「今シーズン最強寒波」予報

さらに
この日の潮はタイラバには
ヒジョーに厳しい潮周りで
「こんな日にタイラバ」
ハイ、正月用の「睨みダイ」の
リミットが迫りくる中での
巻き巻きでした

🎣「釣果」
チャリコ2枚に
小さなエソ
チャリコの1枚は
ギリギリ独り用の「睨みダイ」に
ちょうどサイズではあったものの
コイツでは余りにも
「志が低すぎる」
と
リリースしました
当日は若手のI田クンと
船長の3名で巻き巻きでしたが
結局
タイらしいタイは
I田クンのゴーマル1枚
やっぱりアカン日でした

「釣況」
この日の潮周りは
潮止まりからの
完全な「下り潮」
ソレも小潮なので
それでなくとも
このシーズンでは動かない
「下り潮」が
全然効かない
最初は
最近好調らしいミドルレンジ
から
巻き巻きスタートですが。。
もう冬らしい魚探の反応で
底から水深の半分位まで
ポツリポツリと反応が出ます
水温的には
まだ「厳寒期」と云えない中
懸命に
「全層サーチ」を繰り返し
ます
巻き巻き巻き巻き
巻き巻き巻き巻き巻き巻き
「完無視」
天気予報通り
陽が昇るまでは
強烈な「底冷え」で
ロッドを握る右手が悴み
痺れてきます
途中
何度もベルト型救命具に
装着した
ロッククライミング用の
チョークポーチに忍ばせた
高温系カイロに
手を突っ込みますが。。
マッチ売りの少女的な
効果しかなく
久々の「厳寒期修行」な
巻き巻き
ちょっと水深を上げた
ポイントで
連チャンでアタリが出て
チャリコを連発しましたが

その後は
大きくポイントを展開し
3人で駄弁りながらの
巻き巻きで。。
I田クンにゴーマルと
ワタシにアタリ1回で
ストップフィッシング
となりました

「今回のポイント」
「冬は上り潮」
「早巻きはチャリコでスロー巻きはアタリ無し」
「巻きスピードがキモ」
「全層サーチ」
「ネクタイはマッチザベイト系」
「赤・黒の暗色に金色混じり」
「完全防寒がオススメ」
年も明けますと
体感温度が一気に下がり
特に指先が一番悴むので
冬用グローブの手首に
小型カイロを装着して
何とか指先の血流キープを
するのですが。。
この日は
「まさかそこまで」と
ナメていたらこの始末
ちょっとした
ジアイっぽい時も
フォール中には
サミングをサボって
先に書いた
「チョークポーチ」に
右手を突っ込むテイタラク

シビアなシーズン
厳しい潮周りの時こそ
万全の「防寒」が何より大事
いったい
「何年やっとんねん」
なワタシでした

段々
イヤな世の中になる
不吉な感じの今日この頃
隣国とのイガミ合い
お互いの「メンツ」や
ちょっとした為政者の
「失言」からの
ヤリトリで。。
本来は無関心だった筈の
その他大勢が
「やってまえ~」って
雰囲気になり。。。
皆さま
お元気ですか?
「メンツ」でメシが喰えるのは
極めてレアなコトで
何より大事なのは
例えどんなにスタンスの差が
あっても
「隣近所」とは
仲良くする雰囲気を醸し出す
「平和」とは
そんなコトだと思う
ワタシです
さて
正月用のタイを狙う時期で
地元海域のタイラバでは
「程良いサイズ」を
何とか釣りたいシーズン
ワタシは独り暮らしなので
この「程良いサイズ」が
実に難しく
これからの年末
何回巻き巻きできるのか
分かりませんが
頑張ります
そして今宵は
タイラバでは非常に難しい
「冬~厳寒期」の
ベイトのお話しです
🦐「12月~1月中旬」
実はこの時期の
地元海域=大阪湾~紀淡方面
では
秋と冬の端境期でして
ポイントによって
ベイトが違う難しさはあれど
ソレがアジャストすれば
巻き巻きそのものは
そんなに難しく無い!?
と思っています
段々底の潮が
冷たくなりますが
タイそのものは底付近に
へばり着いてるコトも多く
特殊なセッティングを
しなくとも
巻き巻きの深度を広くする
=「全層サーチ」が有効です
おそらくタイは
それまで主食としていた
「底モノベイト」意識も
ありつつ。。
栄養価の高い
イワシを始めとする
小魚の残骸系も減ってくると
宙層のシラスや小イカなど
栄養価の低いベイトを
食いに来る
コレはタイにとってみれば
極めてリスキーなコトで。。
この戸惑うタイを狙うイメージで
ワタシはやっています
「1月下旬~3月初旬」
さあホンマもんの
「厳寒期」
地元海域では
上り潮は水温も高く
良く動く時期で
逆に下りの潮は
冷たいは、動かないはで
釣行日の「潮」によって
釣果がハッキリ分かれる
シーズンです
この時期のベイトは
「マイクロベイト」
とワタシが称している
いわゆる「プランクトン」系
タイラバより
加太の伝統釣法である
「高仕掛け」が有利になります
要するに
底潮の水温が低下すると
「底モノベイト」が
動かなくなり
タイの活性も下がります
相対的に温度の高い
上り潮が効く時間帯に
ベイトを求めて動き出す
この時期の上り潮は速いので
底付近の極小ベイトが
舞い上がり
ソレを追うタイ
ベイトの種類は
シラスがグッと減って
「プランクトン」の中でも
群生するヤツらで
比較的サイズの大きなモノを
選択して喰うイメージです
地元海域では
小イカや甲殻類の幼生がメインで
決して「オキアミ」ではありません
純種・亜種も含め
「オキアミ」は瀬戸内に群生する
コトは無いので
またいわゆる成体の
「アミエビ」もこの時期は
よっぽどのコトが無いと
群れません
こうなってきますと
ネクタイも常識的なヤツや
デカいヤツでは
タイを怯えさせるばかりで
釣り始めはアタっても
直ぐにポイントを荒らして
ジアイを潰してしまいます
こんなタフコンですので
「高仕掛け」
=ビニール片の胴付きが有利
つまり
タイラバの「垂直方向」の
アクションに対し
潮の方向に平行に揺られる
「サビキ系」が良く釣れる
そんな理屈だろうと。。

確かにタイラバでの
巻き巻きで
「マッチザベイト」を放棄した
リアクションでも釣れますが
長続きはしない
本当に厄介なシーズンで
ソノ時期を克服するために
宙層での「巻かないタイラバ」や
我が子「マジカルワーム」を
捻り出しました
因みに本職の漁師である
聖船清海丸の船長は
「ノーネクタイ」の
シンカー&フックだけで
タイを釣ったりします

🎣「挑釣」
ワタシのタイラバのテーマ
「挑む釣り」
かつては。。
「12か月タイラバでタイを釣る」
「年間400枚」
「一日一枚365枚」
などなど
その当時
「高い壁」の目標を
このブログで年始に公表し
正しく「挑んで」きました
そんな中
最も苦労したのが
正しく「低水温時期」
「マイクロベイト」のタイラバで
それでも貫いた
「マッチザベイト」
タイを
「脅して喰わすのか」
「エサを演出して喰わすのか」
釣りの品格かもしれません
行ってきました
J社Iちゃんの船
FxF KIX@大阪田尻
ちょっとご無沙汰でしたが
またまた小春凪に恵まれて
Iちゃんの船で巻き巻きです
今回は
Iちゃんと僚船との年間イベント
の賞品を持参する
ソレがミッションでした
この日の潮は
このシーズンではベストに近い
ほぼ上り潮オンリーで
ちょっと色気もありつつ。。
さて結果や如何に
🎣「釣果」
サンゴー~チャリコを8枚
数は釣れましたが。。
ほぼチャリコなワタシ
因みに船中は12名の満船で
合計101枚に「ツ抜け」が5名の
大漁でした
しかし
サイズはなかなか厳しくて
ほぼチャリコメインでして
その昔
「チャリコハンター」と
極めて不本意な
「冠名」まで頂戴したワタシ
何とかサイズを出そうと
悪戦苦闘しましたが。。

「釣況」
この週の前半は
地元海域もシケで
ようやく前日に出船できて
その状況から
シャローの海域をメインに
との
釣行前のブリーフィング
Iちゃん得意のポイントです
ポイント到着の一流し目から
船中「チャリコフェス」開催で
ラッシュ
ワタシも程なく
サンゴーげっちゅでしたが。。
コレは「サイズ狙い」をしないと
余りのチャリコの活性の高さに
対策の巻き巻きスタートです
まずは
泳ぎの地味なネクタイに
「超スロー巻き」
でしたが。。。
あっという間に当たって
サンマル
船中の常連の皆さんは
慣れた様子で
「チャリコフェス」満喫系
ワタシは数回の巻き巻きで
チャリコが当たれば
ネクタイや巻きスピード
巻き深度を変更する
試行錯誤を繰り返し
「当たってバラす」の
無限ループです
そして
上り潮がMAXになると
流石のチャリコも
カブラを追い切れなくなった
のか
アタリが落ち着いて
「潮の緩み」待ちを経まして
その潮の緩みに掛かると
再び「フェス」再開
アタリの少ない時間帯に
タイを捻り出そうとした
ワタシのセッティングも
あっという間に
活性マシマシのチャリコの
エジキになりまして
ほぼ6連チャンで
チャリコ。。。
船中ではそんな中でも
マレに良型が揚がるのですが
潮止まりまで
「フェス」継続で
ストップフィッシングと
なりました

「今回のポイント」
「上り潮のシャロー」
「ベイトはシラス系」
「流行りサイズのネクタイ」
「巻きスピードは変化」
「状況によるアジャスト」
「蛍光オレンジ・赤・黒」
「サイズはスロー巻き」
「チャリコは変速巻き」
いやはや。。
数狙いのタイラバーには
絶好の潮だった当日
ツ抜けの常連サンの
セッティングや巻き巻きを
見ていると
感心するくらいに
シビアにチャリコを次々を
釣り揚げておられました
そういえば
ワタシも高松に通い始めた頃
「チャリコでも1枚は1枚
」
と
我が子マジカルワームを
縦横無尽に駆使した挙句に
「チャリコハンター」と
命名されまして

一方で
小さいタイを掛けて
確実に釣り揚げるコトは
間違いなく
タイラバの基本テクを
磨くコトでもあるので
改めてこの釣りの
原点を考えさせられた
一日でもありました

これから
下り潮の水温が下がって
ますます流れもトロくなると
上り潮が効く日が
タイは釣れるワケですが
逆にサイズ狙いでは
その難しい下り潮攻略
チャリコに邪魔されず
狙うは
「正月のタイ」と
「地元海域のハチマル」
チャレンジは続きます
威勢の良い
本国初の女性宰相
「働いて働いて働いて。。」
(後略)
がナント
今年の新語・流行語大賞だ
そうで
「富国強兵」
「殖産振興」
「産めよ増やせよ」
何だか
時代は確実に
あの暗い昭和初期の「戦前」に
向かって驀進中と
思えるワタシ
皆さま
お元気ですか?
ネット界隈の流れでは
この女性宰相の人気が高く
国会での明らかな失言も
「おっしゃる通り!!」の
大合唱
他国との紛争=戦争も厭わず
我が国の「メンツが大事!」
コレは為政者=
政治家や官僚だけでなく
世論が傾くと「戦争」になる
そうです
いつの世も戦争っていうのは
国民が煽った末に
起こるのかもしれません
「くわばら、くわばら」
さて
今日から師走に入りました
タイラバも「冬支度」が必要な
季節になったので
今宵はそんなお話を。。
🎣「タックル」
その昔は
シーズンによって
メインのタックル=
ロッドやリール
ライン・リーダーまで
換えていたワタシ。。
ソレがこの数年は
行く海域によって変えるものの
シーズンでの変更は
「ほぼ無し」です
海域によってのバリエも
加太・明石・鳴門・高松は
ほぼ同じで
美保湾・松山・玄海灘は
変更するシンプルさ
要するに
内海用と外海用
因みに
内海用のロッドは
シマノエンゲツプレミアム
ML-Sに
リールは
エンゲツプレミアム150
です
一方の外海用ロッドは
ジャッカルビンビンスティック
710ML-STに
リールは
旧式カルコン300番
ほぼ10年以上の
「馬鹿の一つ覚え」です

🎣「ラインシステム」
ラインは
内海・外海共通で
バークレイ
ファイヤーラインカラード
1号
舶来のラインなので
日本の「号数」とは少し違って
だいたい「0.8号」ほど
今まで散々書いてきましたが
扱い難さはあるものの
コイツの圧倒的な「感度」を
超えるラインを知らないので
コレ1択です
リーダーは
内海用が3.5号を5ヒロで
外海用が4号を同じく5ヒロ
いずれも「PRノット」で結束
実はこのビミョーな「差」が
ワタシの巨ダイ狙いの
「精神安定剤」なんです

🎣「フックシステム」
コレもその昔は
冬用と称して
極小ベイトを「吸い込む」
タイのバイトに備えて
「極小サイズ」のフックを
使っていましたが。。
昨今の超鋭利系な
フックのお陰で
ハイシーズンと変わらぬ
フックでやっています
唯一変えるのが。。
針を結ぶ「ハリス」=
「アシストライン」で
番手を細くするのですが
コイツが致命的に
「耐久性」が無く
ビンボーになった釣り人には
財布が泣く系
ほぼハイシーズンの倍ほど
交換するイメージです

「ネクタイ」
ここまで書いてきますと
「では『冬支度』って
何なのよ」
となるワケですが。。
最近のワタシの「冬のタイラバ」
で一番の「備え」は
「ネクタイ」です
昨今
大手メーカーさんだけでなく
ワタシがお世話になっている
インディーズ系や
ほぼ個人で作っている
「タイラバネクタイ」が
店頭に並ぶ状況で
徐々に「最適化」されてきた
「ネクタイ」
形状・サイズ・厚さ・カラー
など
「似通った」モノが増えました
コレはまさに
「釣れるネクタイ」の集積化が
進んできて
「類似化」してきた
とワタシは思っています
一方で
「冬のタイラバ」
特に「厳寒期」になりますと
一気にタイラバをする釣り人が
激減し
専門船もメンテナンスとかで
休む船が多くなるので。。
この時期の
「アタリネクタイ」
なんて云うのは
見向きもされませんでした
そんな中で
ワタシが切り刻んだモノを
ワーム化したのが
我が子
「マジカルワーム」であり
正反対に
厳寒期でベイトが激減する中
貴重なベイトのいる
餌場を持ったタイを威嚇する
「デカい系ネクタイ」です
つまり
ワタシのタイラバの
「冬支度」は。。
極端な
「マッチザベイト系」か
「威嚇系」のセッティングです

特に地元海域では
「上り潮」は良く動き
水温も高いのですが
「下り潮」はトロくなり
冷たい潮になるので
ポイントが
「シャロー」から
「ディープ」へと
両極端になります
上り潮が効いていれば
シャローで
「マッチザベイト」
潮が無くなれば
ディープで
「威嚇系」
年を越して
1月も中旬になってくると
いよいよ
本当の「冬のタイラバ」
ご参考になれば幸いです
行ってきました
ワタシのタイラバの聖船
清海丸@加太
11月は
「キューマルチャレンジ」
集中月間でしたが。。
今年も残念ながら「届かず」

最後の週末は
思わぬ小春日和に恵まれて
地元海域で巻き巻きでした
🎣「釣果」
ゴーマルとヨンゴーの
タイ2枚に
ロクマルupの無駄にデカい
クログチでした
当日は
このシーズンでは
厳しいと思われる
上りの潮止まりからの
下り潮がメインの海況で
早々に
「一発狙い」のディープ
お馴染み女傑Sさんが
早々にロクマルを掛けて
程なくワタシにも
ええアタリが出て
慎重にファイトしますが
ヌ~と浮いて来たのが
先に書いた
クログチでした

「釣況」
そんなスタートだった
この日
潮止まり前後しか
出来ないディープのポイント
でしたが
下り潮の効き始めから
結構な潮速になって
魚探の反応も消えたので
ミドルレンジへ転進しました
ココも結構な
潮が効いている最中
船長が
ロクマルげっちゅ
ソレを横目に
巻き巻き
巻き巻き巻き
巻き巻き巻き巻き。。
「ドンッ」
「ヒットウ~!」
コレは間違いなく
「タイ」
重量感の割に
抵抗が強烈で
一瞬、「ええサイズ」
と思いきや。。。
ソレは強烈な潮のせいで
揚がって来たのは
ヨンゴーほどでした

その後
アタリも少なく
また大きくポイント転進
着いてみると
ココは潮が効いてなく
小春日和に小春凪の
絶好の釣り日和の中
船長と昔話に
花を咲かせながら
巻き巻き巻き巻き。。。
実はこんな殺気の消えた
巻き巻きに
タイは当たるモンでして
本当に不意に
「ドンッ」
「ヒットウ~!」
先程のヨンゴーとは
まるで逆に
潮の無い中
まあまあな重量感で
揚って来たのは
ゴーマルでした
その後
忘れた頃に
ぽつぽつ当たるものの
サカナッ気が遠のいて
「ストップフィッシング」
となりました
「今回のポイント」
「アタリは底から宙層」
「早めの全層サーチ」
「ミドルサイズネクタイ」
「アタリカラーは無し」
「巻き速度が大事」
「デカネクタイは不発」
実はこの日
船中は久しぶりの
SIBさんご夫妻に
女傑Sさん、若手I田クンと
顔馴染ばかりの
楽しいメンバーで
暖かな陽気に
凪の海
前回の
「キューマルチャレンジ」
の3連チャンみたいな
プレッシャーも無く
和気あいあいと
半日穏やかな巻き巻きで
地元海域を
満喫した次第です
決して
「地元海域でハチマル」
を忘れたワケでは
ありませんが。。
12月に入ると
「正月用の睨みダイ」を
まず1枚
頑張ります

