WILD BEATを扱うタックルについて(ロッド編)
WILD BEAT誕生はこのロッド無しでは有り得ませんでした
ジャイアントベイトを軽快に扱えるをコンセプトに作り上げたPREST
これまでの概念を壊したロッド
世の中に受け入れられるか?
などの考えなど頭の中に1%もない
自分たちの目の前で起こる現実が全て
このロッドを使うとアクションが変わります
アクションが変わると当然バスの反応も変わります
テスト販売させてもらって約2年
つい先日までテストを継続していました
仕様変更しないといけないデメリットはないか?
他のロッドも色々と試し比べてみましたが
PRESTという概念を壊せず
現在に至ります
人間という超アナログが使用するモノであるので
人によっては使い易い使い難いは出るかと思いますが
WILD BEATのポテンシャルを最大限に引き出すには無くてはならない存在となりました
このロッドを作って実際にフィールドでテストして解ってきたことが山ほどあります
まったくの間違いではないですが
¨硬いロッドはバイトを弾く¨
これもその1つの例
当たり前のようにアングラーが口にするワード
これを証明するには何バイト中に何回弾かれたらいいのでしょうか?
もしこのワードが正解なら恐ろしく硬いロッドPRESTなら恐ろしく弾かれないといけないということになります
バスは勿論のこと台湾でのバラマンディやグルーパー等
バイトが弾かれた記憶は殆どありません
それもスタッフ全員が。です
ということはバイトが弾かれる原因はロッドの硬さではないと考える方が答えに近づくような気がします
そもそもバイトを弾くという概念すら疑う余地もあるかと思うくらいです
まだまだ解らないことだらけですが
とりあえず1つの現在の答えがPRESTというロッド
現在色々な壁がありまして
生産ストップしておりますが少しリニューアルして販売させてもらおうと準備しておりますのでもうしばらくお待ちください。
色々と予定が遅れて皆様にはご迷惑お掛けしておりますがよろしくお願い致します。
WILD BEATを扱うタックルについて(ライン編)
まず、これまでにお客様からも報告頂いていることなんですが
ラインの強度です
世間一般ではフロロの30ポンドは太すぎて話にならない
こんなイメージなんじゃないでしょうか?
たしかにラインも少なからず水の抵抗を受けます
フロロならゴワついて使いにくいイメージもあるかもしれません
そこで使用される1番多い選択が25ポンドライン
お店で売られてるバス用ラインの1番太いラインをここに設定されてるお店が多いのも原因かと思います。
しかしWILD BEATをご使用になられた方はご理解頂けたと思うのですが
ルアーにどれだけのパワーを伝えてもきっちり受け止め抜けないで泳ぎ切るので
ラインへの負荷が相当掛かります
フロロカーボンのみで使用される場合は
最低40ポンドラインのご使用を強くお勧め致します
またご使用になられてご自身で使われてるロッドが少し弱いと感じられる場面も出てくるかと思います
そんな時はPEラインをご使用頂いても構いません
4号でも5号でも6号でも10号でも大丈夫です
WILD BEATに関しましてはラインの抵抗くらいではどうこうなるルアーではありません
バス用のリールに巻けるラインならどれだけ太くしてもらっても大丈夫です
くれぐれも細いライン(40ポンド以下)のご使用はお控えください
なんとなくな常識が進歩を妨げる
このルアーを見た殆どの人がこのルアーでは壊れるという意見でした
たしかにGTは強いというのを強調したいのはわかる
実際嘘かと思うほど強い。強かった
しかし負荷がかかる場所や方向シチュエーションなど
何が何でも強いパーツじゃないとあきません
ということではなく
ここはこうなるので強くする必要があります
という説明が欲しいんです
でもそれを説明できるアングラーって意外といないんです
おそらく経験者からこうですと教えられるとそれ以上自分で考えるということをしなくなるんです
そして1番厄介なのがバレた時のアングラー側の妄想です
特にフックが伸びて帰ってきた時の妄想
大概が懐まで刺さりきってから伸びてると考える
そしてもっと太くする
これが負のスパイラルに陥る原因
後ろのフックは刺さりきっていなかったので2本伸びてました
これが後ろ側だけのフックで掛かってたらバレてたかもしれません
もし後ろのフックが2本伸びたルアーだけが手元に帰ってきた場合
GTのパワー半端ねー
で終わってると思います
常識的に考えて太軸フックと細軸フック
強いのはどちらでしょうの質問の答えなら太軸と答えます
でも針先だけが掛かった太軸と懐まで刺さりきった細軸
どちらが伸びるでしょう
の質問なら答えは変わるかも知れません
要は1番大事なのはタックルバランス
そして現場で自分の肌で感じるということ
現在も色々なご質問くださるんですが
一応は答えますがそれが全てにおいての正解ではないということを頭に置いて
お試しください
これまでの常識なんて壊してもいいんです
それが本物の正解なら自ずとそこに戻ります
WILD BEATもまだ産まれたばかりのルアー
色々と試してほしいルアーです
天日干しからの補修
池原ダムで2日半酷使した結果
割れまくりの浸水しまくり
これくらい際どい所を責めないとロクマルクラスが狂ったようにバイトしてこない
ということも1つの事実
池原ダムには岩盤と立ち木の複合ポイントは山ほどあります
ルアー破損or魂が震えるほどのバイト
アングラーなら考えるまでもない
しかしこれが破損浸水で本来のアクションを失ってしまうルアーなら果たしてどうか
かなり迷います
WILD BEATは多少沈むスピードは速まりますがアクションにはほぼ影響ありません
WILD BEATの形が完成して1番考えなくて良かった項目
ウエイト重量とウエイト配置
スローでは若干影響しますが走り出したらウエイトは関係なくなります
ボディ全部に水が入っても泳ぎきるというテストも実証済み
浮力と重力のバランスで泳ぐのではなく
形状が水を掴んで泳ぐ
なのでどれだけスピードを上げようが水を掴む力が増幅されるだけ
トローリングではロッドを支えるだけでも一苦労
話は逸れましたが
浸水くらいならその日1日は釣りを続行出来るということです
そして帰って水を抜いて補修して頂ければまた使えるようになります
もし頭の部分が破損分離してしまった場合はご使用をお控え頂いた方がいいかと思います
逃がした魚の保証はできかねます(^_^;
瞬間接着剤でも十分接着力は心配ないかと思いますが
お勧めはABS用の接着剤で溶着するようにしてください
この接着剤を使う場合は接着部分にしばらく圧をかけるように接着してください
圧が掛かってないとお互いが溶けるだけで接着してない可能性もありますので
ということでWILD BEATに関する補修に関しての説明でした