真夜中のジョージ・ハリスン | 男はくさいよ・内木場のUCHIKOBA JUNKIE

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内木場圭佑(男はくさいよ)のオフィシャルブログ

大阪中心に「男はくさいよ」でLIVEに舞台に活動中!

昨晩、コンビニで缶コーヒーを購入した際のこと、
会計のために財布を差し出し、小銭を出した。

ヒラッ…

そこには明らかに俺のモノであるはずのない
長い髪の毛が一本。

一体どこで紛れ込んだんだろう…

そのとき、店員と目が合った。

ヘビ柄の長財布から出て来た長い髪の毛。
持ち主は見るからに厳つい男。
女性物の甘い香水の香り…

まさしく男女の危険な情事の香り。

ニオってるな、確実にこの店員は俺から放たれた危ないニオいを感知してる。

それはおつりを俺の手に納められないほどの彼の手の震えが
証明していた。





彼女は蛇のような女だ。
旦那子供いるくせにしつこく俺に絡み付いてきやがる。
「退屈な生活に飽き飽きしてるの…。」
なんて無い物ねだりも甚だしい。

欲の深い女だ。

だがそんな女、俺ぁ嫌いじゃないぜ。

理性がスリルを飲み込む時代に、俺は危ない森に迷い込んでしまった。

だが、その危険な香りも彼女の魅力をかき立てる香水に過ぎない。
メデューサのようだ。
「あぁ…お前の前では石化してしまう。」


普段は積極的な攻めの姿勢の俺が、
彼女には通用しない。
彼女の意志のままに俺は踊らされる。


絡み付く長い太もも。
絡み合う二人の吐息…


そんなとき、彼女の携帯に着信が…


携帯に映し出されたのは
幸せそうな親子の笑顔。


それはまぎれもない、俺には見せない生活感。


普段は幸せな主婦を演じているのだろう…


深い罪悪感に捕われながらも、
俺には彼女を止めることはできなかった。

だって、すでに俺はそれ以上に深い彼女という森から抜け出せなくなって
しまっているのだから。


そして俺は今こうやってコンビニにきてるわけだ。


一人、缶コーヒーを片手に余韻に浸る。
彼女はきっと、何事も無かったかのように、
普段の生活の場に戻るのだろう…

そこには何も知らない二つの笑顔が待っている。

彼女の本当の姿も知らぬまま。




…おっとっと、立ち読みのし過ぎかなっ!

あ~腹へってきたな。
肉まんも追加でお願いするよっ!

髪の毛?
あぁ…母ちゃんのでも挟まってたんだろ、
俺にはそんな長い髪はえてないからなw


おつりはとっときな♪
兄ちゃん、今日もお務めご苦労さん!!


「ありがとうございました!またお越し下さいませ!!」