くだらないくだり申し訳無いです。

 

 しかし松山の北井はすごかった。未勝利で決勝でしたが相手に絶望を与えるレース。

 

 まずは深谷が前に出ようと仕掛けましたがラインの深谷さえ出さず。深谷はおそらく前にだしてもらってそこで北井の先行の後ろで4番手から捲りの狙いだったと思います。

 

 それだけにそろっと前に行ったのですが北井は地元の深谷さえ出さず。深谷は意図が伝わらなかったと後悔しながら後退。ここで終わってしまいました。ほぼ何も出来ずに9着。北井の真意は少々意味不明ではありますがこういうレースはお互い真意が伝わらない時まま起こる事象ではあります。深谷がたまらず車を下げたところ古性が迷わず前へ。深谷の抵抗が終われば自分しか動けるのがいないですからノーチャンス。ここで和田まくるの外へ行ったところはさすがです。しかもの外競りで一発で番手奪取。こうなると古性の勝利は決まったようなものです。しかし和田の横の弱さは出色ですね。ほぼ無抵抗。正直逃げてる北井も真っ青の弱さでした。

 

 北井のすごみはここからで古性が脚残っていれば早めに踏んだとは思います。ただそれが出来なかったように見えました。そのスピードで行けていたのが北井のすごさ。

 

結局古性に差されただけの2着で松本の追い込みのしのぎ切りました。

 

 松本は今回にきっちり併せて来た感があって予選道中は完璧。決勝もまくれるかの脚はありました。

 

 なので尚更北井の脚の凄さが際立つレースになりました。

 

 今ならG1の準決勝までは固いレースが出来るでしょう。準決も郡司や深谷と組ませてもらえれば神奈川が恵まれる可能性があります。

 

 神奈川は過去よりあまりいい逃げが出ていない地区。過去より高木や出口、佐々木龍也(パパの方です)今の郡司といい自在屋は出ているのですが強地足の逃げ屋って出ていない。初めてと思います。

 

 それだけに頑張ってほしい。若いしマヌケに見えるほどの一途さ。競輪の若手が出て来る時ってこういう人が上にいく。近々では村上、脇本というあたり。

 愚直に逃げてるうちに誰もよせつけなくなり王道を走るという感じ。脇本の後継はいよいよこいつかという感じになってきました。

 

 楽しみでしかないです。