土日は中央やめて船橋に参戦しましたが厳しかったですね。

 

 船橋が妙にタイムがかかっています。砂の入替は2022年11月からで大分重くはなたのですがそれとは違う形で重そうなんですよね。

 

 ちょっと落ち着くまでは厳しいかもしれません。金額落として遊びます。

 

 先週の川崎はちょっと面白い馬券を取れました。掛け金は大した事無いのですが狙ってた2頭が絡んだんで倍率は結構。こういうの月1取れれば楽なんですけどね。なかなか厳しいです・・・

 

 さて年末の競艇グランプリが明日から開催です。

 

 今年はグランプリメンバー18名に女性がゼロ。いろいろ残念ですがメンバー的には群雄割拠の様相。峰の選考1位は驚異的。過程を思えばここで勝てばまさにドラマです。ただそこまで上手くいくのかなってのもあります。

 

 馬場の2位も堅実です。

 メンバー的には4位の磯部、9位の羽野と次世代のスターが入ってきました。

 

 舟券的いは難しいシリーズですので現状は何とも言えないのですが確認しておきたい事項は抑えておこうかと思います。

 

①住之江競艇は人気決着が多い場

今回のボートレースグランプリ【2023】は、住之江競艇での開催です。

住之江競艇は、各コースの入着率が全国平均と変わらない競艇場。

 

直近3ヶ月のコース別入着率は下記

コース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
1 59.3%  16.9%  9.2%  5.3%  5.7%  3.4%
2 14.3%  24.6%   19%    15.6%  15.4%  10.8%
3 9.6%  24.6% 23.4% 16.4% 14.7% 11%
4 10.9%  18.7% 18.5% 23.4% 14.1% 14.1%
5 5.9%   11.6% 17.3% 21% 24.9% 19%
6 0.6%  4.4% 13.5% 19.4% 25.7% 36.1%

 

 てなわけで競艇のセオリー通りの決着になりやすいので、基本的には内枠の選手を中心にした買い目で勝負した方がいいでしょう。身も蓋も無い場ですがしょうがない。

 ただ、ボートレースグランプリは超一流の選手しか出場していないので、人気決着とはいかない可能性も十分にありえます。

そこで、住之江競艇における各コースのコース別決まり手も確認。

住之江競艇における直近3ヶ月のコース別勝率から見ると注目したいのが、3コースのまくりと5コースのまくり差し。

 特に、5コースのまくり差しは60%を超えており、全国平均と比べても非常に高い数値を記録しています。これが今の住之江の特徴かと思います。

 3・5コースにまくり屋の選手がいる際は、軸に選択するのも1つと思っています。

 

②住之江は淡水

競艇は開催場の水質を把握するのは必須。

ボートレースグランプリ【2023】が開催される住之江競艇は、淡水です。

淡水の特徴は以下の通り。

淡水の特徴

  • 海水と比べて浮力が小さく、体重の重い選手は不利
  • 水面が硬く、旋回技術が求められる
  • モーターの性能差が出やすい

 淡水は海水と比べて浮力が小さいです。

そのため、体重の重い選手は艇が沈み込み水面の抵抗が増すため、スピード面で体重の軽い選手に劣ります。

スタート展示で思い切ったスタートをしている艇が多く、スピード勝負になりそうなレースでは、体重の重い選手の評価を下げた方がいいと思います。

また、淡水は水面が硬いため、ターンの際に艇がバタつきやすいという特徴があります。そうなると、求められるのが旋回技術。

スタート展示をチェックする際は、スムーズにターンマークを回れているかの確認を怠らないようにしましょう。

③ナイター開催に注意

住之江競艇は、通年でナイター開催の競艇場。

競艇は開催時間で攻略すべきポイントが変わるので、レースが行われる時間帯もチェックしておきましょう。

ナイターレースの特徴

  • モーターの性能差が顕著になる
  • ベテランより若手選手が活躍するチャンス

ナイターは14:00〜21:00の開催が一般的で、気温が下がった状態でのレースになります。

気温が下がることで体積効率が改善されて、モーターの出力が上昇。

つまり、モーターの性能差が出やすくなるので、機力を十分に確認してから予想するのが重要です。

この他、ナイター開催は視界が悪くなります。

そのため、動体視力が若手選手に劣るベテラン勢は時計台が見えにくくなり、スタートで不利になりやすいです。

展示レースでは、スタートタイミングがしっかりと取れているかも把握しましょう。

トライアルはモーターを重視

ボートの推進力となるモーターは予想する上で決して無視できません。

特に、ボートレースグランプリでは、結果を残している多くの選手が「エースモーター」を使用しています。

エースモーターとは、良い成績を残しているモーターのことで2連単率・複勝率が40%を超える優良なモーターです。

住之江競艇は約60機のモーターを所有していますが、2023年12月13日現在で最も良い成績を残しているモーターは16番。当然これが羨望の1台。

2連対率は52.2%、勝率は6.54と驚異の数値。

もちろん、16番の他にも、79番や53番などの性能が高いモーターは存在しています。

しかし、やはり16番のモーターを手にする選手に期待は集まるでしょう。

ただ、抽選に外れてしまったから勝機が薄いと言うわけではありません。

モーターは各選手が調整しており、手入れの仕方やクセがあるため必ずしもエースモーターだけが結果を残せる訳ではないのです。

そのため、選手の実力とモーターに注目して予想する必要があるでしょう。

考え方は単純ですが、知っているのと知らないとでは「かなり差が開く」ので、ぜひ参考にしてみてください。

歴代優勝者かどうかは関係ない

レースによっては、過去の優勝者が再び優勝しやすいレースがあります。

そこで、ボートレースグランプリにおいて、過去の優勝者が再び勝ちやすいのか歴代優勝者をまとめました。

 

開催年 名前 開催場
2022年 白井英治 大村
2021年 瓜生正義 住之江
2020年 峰竜太 平和島
2019年 石野貴之 住之江
2018年 峰竜太 住之江
2017年 桐生順平 住之江
2016年 瓜生正義 住之江
2015年 山崎智也 住之江
2014年 茅原悠紀 平和島
2013年 池田浩二 住之江
2012年 山崎智也 住之江
2011年 池田浩二 住之江
2010年 中島孝平 住之江
2009年 松井繁 住之江
2008年 井口佳典 住之江
2007年 吉川元浩 福岡
2006年 松井繁 住之江
2005年 辻栄蔵 住之江
2004年 田中信一郎 住之江
2003年 田中信一郎 住之江
2002年 植木通彦 住之江

 

過去20年の歴代優勝者の中で6名の選手が再び優勝しています。

つまり、歴代優勝者から約30%の確率で優勝者が出るということ。

ただ、開催場を見ればわかる通り、過去の開催はほとんど住之江競艇です。

優勝者は住之江競艇を得意としていただけという可能性も考えられるでしょう。

そのため歴代優勝者かどうかよりは、住之江競艇での成績を確認しておいた方がいいでしょう。

賞金ランキング上位の選手は活躍しやすい

賞金ランキングは今年1年の調子を確認する上で重要なデータです。

特に、ボートレースグランプリでは、賞金ランキング上位の選手ほど優秀な成績を収めています。

開催年 名前 賞金ランキング
2022年 白井英治 1位
2021年 瓜生正義 12位
2020年 峰竜太 1位
2019年 石野貴之 3位
2018年 峰竜太 2位
2017年 桐生順平 3位
2016年 瓜生正義 3位
2015年 山崎智也 1位
2014年 茅原悠紀 12位
2013年 池田浩二 1位

過去10年間で賞金ランキング10位以降の選手が優勝したのは2回のみです。

今回の18名がセレクトされていますが優勝の可能性は上位3人が濃厚とは思います。

馬場ちゃんに期待したい。

荒れた2Rのパターンを解析。

2014年はインの白井英治選手が凹み、6コースの差しが決まる展開で、2021年は峰竜太選手がターンマークに激突し妨害失格。瓜生選手の勝利は舟券的にもうれしかったですが結構無理筋とは思って買ってたのであんまり持ってませんでした。

荒れる展開は非常にレアケースという認識が妥当でしょう。

 

特に、ボートレースグランプリ【2023】は全国の競艇場の中でも人気決着しやすい住之江競艇での開催。

大荒れの展開を狙うというよりは、人気決着を中心に穴狙いの予想も組み合わせるというのが賢い勝負方法です。

そのため、賞金ランキング上位選手のチェックを怠らないようにしましょう。

トライアル1st 出場選手は優勝しにくい

ボートレースグランプリ出場者

ボートレースグランプリは、トライアル1st→トライアル2nd→優勝戦の順でレースが開催されます。

賞金ランキング6〜18位の選手が出場するトライアル1stで勝ち抜くには、得点率で上位6位に入ることが条件です。

7位以降の選手はグランプリシリーズに参戦し、トライアル2nd以降のレースには出場できません。

トライアル2ndに進出できたとしても、厳しいレースが待ち構えています。

なぜなら、4日目・5日目を除くトライアル2ndでは、トライアル1stを勝ち抜いた選手はアウトコースでの出走となるためです。

よって、グランプリシリーズではその他にはない特性上、1st出場者は勝ちにくいと言えるでしょう。

ボートレースグランプリ【2023】は有力選手を把握して勝負!

ここまででボートレースグランプリの狙い方は理解できたでしょう。

次に、これらの条件を踏まえた上でムサシ屋が注目する有力選手をご紹介します!

ボートレースグランプリ【2023】に出場するのは以下の賞金ランキング上位18名。

 

順位 登番 氏名 支部 出身地 獲得賞金額 備考
1 4320 峰竜太 佐賀 佐賀 148,177,200円 2年ぶり9回目
2 4262 馬場貴也 滋賀 京都 136,032,000円 3年連続5回目
3 4418 茅原悠紀 岡山 岡山 114,978,000円 3年ぶり6回目
4 4168 石野貴之 大阪 大阪 109,095,000円 3年連続10回目
5 4586 磯部誠 愛知 愛知 108,185,680円 2年連続2回目
6 3941 池田浩二 愛知 愛知 104,658,346円 3年連続14回目
7 4444 桐生順平 埼玉 福島 103,449,000円 3年連続9回目
8 3590 濱野谷憲吾 東京 東京 101,964,000円 2年ぶり14回目
9 4831 羽野直也 福岡 福岡 94,176,000円 2年連続2回目
10 4459 片岡雅裕 香川 高知 91,166,000円 2年連続2回目
11 4205 山口剛 広島 広島 90,137,000円 2年連続3回目
12 4362 土屋智則 群馬 群馬 82,311,200円 初出場
13 4238 毒島誠 群馬 群馬 80,258,000円 7年連続10回目
14 4524 深谷知博 静岡 静岡 76,644,000円 2年連続3回目
15 4337 平本真之 愛知 愛知 73,402,000円 2年ぶり5回目
16 4013 中島孝平 福井 福井 71,061,000円 2年ぶり6回目
17 3388 今垣光太郎 福井 石川 70,313,000円 4年ぶり15回目
18 3960 菊地孝平 静岡 岩手 69,268,000円 8年連続12回目

 

この中から、これまでの成績や得意なレース展開のデータを基に厳選したので、ぜひ予想する際の参考にしてみてください。

有力選手①現役最強ボートレーサー「峰竜太」

有力選手の1人目は、現役最強のボートレーサーと呼び声高い「峰竜太」選手です。

峰竜太の成績画像

今期の峰竜太選手はSG復帰戦での優勝や通算100回の優勝、24場制覇など神がかった成績を残しています。

もともとは、天性のSTとターン技術でまくりやまくり差しなど高等テクニックを駆使した走りを得意としていました。

しかし、近年は目立つのはイン逃げ。

2023年の全9回の優勝中、7回がイン逃げとなっています。

1コースからの出走では無類の強さを発揮することは間違いありません。

有力選手②日本最速の男「馬場貴也」

有力選手の2人目は、日本最速の男「馬場貴也」選手です。

馬場貴也の成績画像

競艇の最速周回記録を打ち立てた無駄のないレース運びは今期も健在で、勝ち星を量産。

現状の賞金ランキングでは峰竜太選手に次いで2位となっています。

1コースの1着率はもちろんですが、2・3コースの1着率も高いです。

2・3コースから1着となる展開としては、抜きやまくりが多いので、スピード勝負を仕掛けて一気に勝負を決めにくるレースに期待できます。

有力選手③銀行ばりの堅実な走り「石野貴之」

有力選手の3人目は、石野信用金庫こと「石野貴之」選手です。

石野貴之の成績画像

石野貴之選手といえば、インコース勝率の高さが有名。

インコースからの出走で非常に高い割合で結果を残す堅実な走りから「石野信用金庫」と呼ばれています。

今期はその走りに磨きをかけており、1コースからの3連対率は驚異の100%。

その内訳も素晴らしく、1着か2着しかとっていません。

アウトコースからの出走には若干の不安がありますが、インコースからの出走では買い目に入れておいて損はないでしょう。

有力選手④東京支部の大黒柱「濱野谷憲吾」

有力選手の4人目は、東京支部の大黒柱「濱野谷憲吾」選手です。

濱野谷憲吾の成績画像

濱野谷憲吾選手は、アウトコースからの走りを得意としている東京支部の大ベテラン。

とくに、4コースからの3連対率は70%に迫る勢いで、ツケマイや先マイなどの高等テクニックを連発しているレースが目立ちます。

また、ベテランならではの技術力は整備でも発揮されており、性能が高いとは言えないモーターでも優勝を量産。

アウトコースからの技巧派なまくりやまくり差しでベテランの意地を見せつけるかもしれません。

有力選手⑤グランドチャンピオン覇者「磯部誠」

有力選手の5人目は、グランドチャンピオン覇者「磯部誠」選手です。

磯部誠の成績画像

磯部誠選手は、愛知支部のエースレーサー。

今期は重賞レースでの舟券絡みが多く、存在感のある走りを見せていました。

なかでも2023年6月のSG「グランドチャンピオン」では、スタートで出遅れながらもイン逃げを決めてSG初優勝。

出遅れからイン逃げを決めるということは、他艇の動きを見てからでも勝てる証拠です。

つまり、その時々で最適な走りをすることに長けているのが磯部誠選手の最大の強み。

他艇の動きを見ながら戦略を練る可能性が高いので、スタート展示で他艇の動きを見ながら磯部誠選手を評価するのが賢いでしょう。

有力選手⑥大躍進の若手レーサー「羽野直也」

有力選手の6人目は、大躍進の若手レーサー「羽野直也」です。

羽野直也の成績画像

羽野直也選手は、福岡支部のホープ。

2023年は大躍進の年で、勝率は8.09と驚異的な数字を叩き出しています。

さらに、同年7月のSG「オーシャンカップ」では5号艇5コースの大外からまくり差しで優勝。

苦手意識があった5コースでの優勝で技術面の向上を知らしめました。

その他、3・4コースからのまくりも多いので、モーターの出足次第ではセンターやアウトでも軸に選出してみてもいいかもしれません。

 

ボートレースグランプリ独自のルール・仕組み

競艇では一般的に、予選→準優勝戦→優勝戦の流れでレースが行われます。

一方、ボートレースグランプリは、トライアル1st→トライアル2nd→優勝戦の順でレースが開催。

出場資格や枠番の決め方も一般的なレースとは異なります。

 

レース名 出場資格 枠番
トライアル1st(11R) 賞金ランキング
8・9・12・13・16・17位
獲得賞金上位者から内枠
トライアル1st(12R) 賞金ランキング
7・10・11・14・15・18位
獲得賞金上位者から内枠
トライアル1st(A組) 前日11Rの1・3・5着
前日12Rの2・4・6着
抽選
トライアル1st(B組) 前日11Rの2・4・6着
前日12Rの1・3・5着
抽選
トライアル2nd(11R) 獲得賞金2・3・6位
1stの得点率1・4・5位
獲得賞金1~6位が1~3号艇
1stの勝ち上がりが4~6号艇
トライアル2nd(12R) 獲得賞金1・4・5位
1stの得点率2・3・6位
獲得賞金1~6位が1~3号艇
1stの勝ち上がりが4~6号艇
トライアル2nd(A組) 前日11Rの1・3・5着
前日12Rの2・4・6着
抽選
トライアル2nd(B組) 前日11Rの2・4・6着
前日12Rの1・3・5着
抽選
トライアル2nd(A組) 前日11Rの1・3・5着
前日12Rの2・4・6着
抽選
トライアル2nd(B組) 前日11Rの2・4・6着
前日12Rの1・3・5着
抽選
順位決定戦 2ndの得点率7位~12位 得点率が高い順に内枠
優勝戦 2ndの得点率1位~6位 得点率が高い順に内枠

 

賞金ランキング上位6位は、トライアル2ndからの出場となるので優勝戦に進出しやすくなっています。

逆に、1stから出場する選手は勝ち上がらなければ優勝戦には進出できません。

このように、一般的な勝ち上がり方式とは異なり、以前の成績や賞金も勝敗に影響を及ぼすのがグランプリの特徴です。

また、本年度の開催から枠番の決め方について「抽選封筒方式」が採用されます。

以前の順番で枠番を確認していくガラポン方式と異なり、選手が順に選んだ封筒を一斉に開封。

これによってどの選手がどの枠番になるかが一気にわかるので、盛り上がること間違いなしでしょう。

優勝賞金は1億1,000万円

ボートレースグランプリは競艇の最高峰レースに位置づけられているということで、優勝賞金も桁違いです。

その賞金額は、1億1,000万円!

当然、この賞金額は競艇で開催されるレースの中で最高額です。

もし、現在の賞金ランキング上位者が優勝してこの賞金を受け取った場合、賞金王は間違いないと言って過言ではないでしょう。

グランプリの結果ももちろんですが、誰が賞金王に輝くのか非常に楽しみです。

ボートレースグランプリ【2023】では入場制限は実施されない

コロナウイルスの影響で、多くの競艇場で入場規制が実施されています。

特に、重賞レースは多くの競艇ファンが詰めかけるため、入場人数を制限していることが多いです。

この記事を読んでいる方の中にも、当日になって入場できなかった・・・。

という経験をした方もいるのではないでしょうか?

ただ、ボートレースグランプリ【2023】で入場制限は実施されないので、その心配は不要です。

順位決定戦・優勝戦の時刻に合わせて競艇場に向かったとしても、入場できないなんてことはないでしょう。