「さもしい」という漢字は無い。
さもしいは、漢語「沙門」から来ていると言う。
サンスクリット語の音読みから来ていると言うが、
「さもしい人間にだけはなりたくはない」。
そう、つくづくと思うし、余りに深い悲しみも、もう沢山なのだ。
80歳の父親が脳梗塞からせん妄状態となり、
背中の骨や内臓が見えるほどの重度の床ずれになり亡くなったという、そんな
悲惨なニュースがあったが、息子の「ごめんね」の言葉に「頷き」亡くなられたという。
実に杜撰な医療関係者の対応だが、「さもしい人間が多過ぎる」と私には思える。
それ程の悲しみがあるだろうか。
その父親の気持ちを思うと、怒りで涙が出る。