砂糖の原料として有名なのは、沖縄でとれるサトウキビがまずあげられるでしょう。

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「さとうきび」からは黒い砂糖ができます。

日本に砂糖がやってきたのは、奈良時代に日本にやってきた鑑真(がんじん)という中国のお坊さんによって、だといわれています。
鑑真は唐招提寺(とうしょうだいじ)というお寺を建立し、たくさんの日本の僧に仏教を伝えた人です。

また、江戸時代になると、暴れん坊将軍で有名な八代将軍徳川吉宗が、当時の琉球(今の沖縄)からサトウキビをとりよせて、江戸城の中でつくらせていたそうです。

もうひとつの砂糖の原料といえば、北海道でとれるてんさいがあります。

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てんさい、別名ビートからは白いお砂糖が取れます。
てんさいは、さとう大根とも呼ばれています。

てんさいから砂糖をつくったのは、ドイツ人だといわれています。
その後、あのナポレオンがてんさいから砂糖をつくることに力を入れたといわれています。
ヨーロッパではこ、のてんさいから取れる砂糖が広まっていったんですね。