千利休1591年に千利休が切腹自殺させられた日で、命日でもあります。

千利休は、安土桃山時代の茶人で、茶道(ちゃどう)の大成者です。
千家流(三千家)の開祖で、堺の生れです。
通称与四郎、宗易と号します。
晩年は不審庵とも号しました。

初め、茶の湯を北向道陳に学び、のちに武野紹鴎(たけのじょうおう)に師事しました。
織田信長に仕え、豊臣秀吉に重用されたのは有名です。
1585年に秀吉が禁中茶会を催した際に、利休居士という号を与えられ天下一の茶人の地位を確立し、1587年に北野大茶湯をつかさどりました。
草庵風の茶室を完成し、茶道を民衆の生活のなかに根づかせました。

1591年に秀吉の怒りにふれ切腹を命じられました。大徳寺に自像を置いたためなどとされていますが、原因については定説がありません。

僕の意見としては、「秀吉は温厚な人物」とみんなに思われていますが、実は、したたかで、計算だらけの人物だったと思います。
ようするに、茶道を本当に好きだったのではなく、商業的かつ政治的な意味での出世の道具として、利休を利用しただけではないか?ということです。
専門家にもそういう意見が多々みられるみたいです。

みなさんは、この事件をどうみますか?