先週まで女子ゴルフの「大王製紙エリエールレディス」が開催されていたのに
その翌週には、元会長の逮捕・・大王製紙も大騒ぎさ・・・
聞けばこの元会長、東大法学部卒で42歳の若さで大王製紙の社長になったエリートだっていうじゃない
しかし結局は創業家のバカ息子ってことで・・・・ち~んのようである
幼少期に塾通いは愛媛から飛行機で東京まで通っていたとか
なんとも無駄な教育費だったようで・・・
ゴルフの世界も、野球やサッカーのように子供の頃から気楽にできるスポーツではないから
多少恵まれた環境に生まれないとできないとは思う
でも、プロテストに合格し出場資格を得て試合に出ても、
予選を通らなければ賞金ゼロの世界
プロテストはもちろんのこと、プロの資格があっても
QTと言われる予選会で上位にならなければ
翌年の試合にはお呼びがかからない・・
ちなみに昨年のデータではQTに挑んだ選手約350人のうち
フル参戦できたのはだいたい上位の40名ほどぐらい
ただ、そうしてつかんだ出場試合で年間賞金ランク50位(今年は53位)
に入れば予選免除のシード権が手に入るのである
今年で30回目になった歴史ある大王製紙エリエールレディス
この大会こそがシード権争いのラストチャンスの大会
いわば「天王山」なのである
しかもその争いはわずかに数十万円の賞金額
平均ストロークで言っても0.1打差程度の違いしかないシビアな世界
そのしびれるような戦いの世界から2人の選手が引退した
2003年にシード入りし2008年には賞金女王にもなった古閑美保プロ
1999年にシード入りし以来13年連続シードを維持した米山みどりプロ
お二人にとって忘れられない最後の試合ともなったエリエールレディス
大王製紙の創業家に生まれたと言う人生の「シード権」
それを結局は、無駄金消費に使ってしまい
挙句の果てにはお縄ちょうだい・・
こんなバカ息子のために来年からエリエールレディスがなくなる
なんて事がないように願うばかりなり・・・