肺炎で入院している事を笑い話のように、地元の友達に言いました。

翌朝、その友達が「来た」と、突然やって来てくれました。
病院名も言って無かったのに
「野生のカンで分かった」
と。

そういえば、この人のカンは高校時代から妙に鋭いものがあった。

地元からは新幹線と特急を乗り継いでも6時間近くかかる遠い場所です。
とても日帰りをするような距離ではないです。

聞くと、私も使用した事が無い、飛行機に乗って来てくれたそうです。
飛行機も不便なんです。
どちらの空港も遠いので。

友達は一日中私のそばにいてくれて完全看護してくれました。

夕方「明日は仕事だからごめんね」と、観光も何もせずにそのまま帰って行きました。

家族や知り合いなど居ない場所での入院をしている私にとっては
とてもありがたく、何より、本当にわざわざすっとんで来てくれて
心から感謝もしたし、何年も会っていなかった友達だったので
久しぶりにこの懐かしい友達に会えた事が一番嬉しかったです。