現在、急性期・慢性期看護に加えて
小児・母性看護学も手伝うようになった。
授業や実習のお手伝いなので自分がする講義とかは無いからちょっと気が楽。
レポート類もまわって来ないから気が楽。
教員さんもわりと朗らかなので気が楽。

最初そういう話が来た時
「バキコさんは小児科や産婦人科のご経験がおあり?」
みたいな事を聞かれたので
「全然無いです。
 小児や産婦人科といったら・・そうですね、両方ともICUで挿管された重症患者さんしか看た事が無いです。
健康な小児や妊婦さんは学生時代の実習でしか無いと思います。」

「まぁ、そう・・・。
 でもバキコさん大丈夫と思うから手伝ってもらえるかしら?」

何で大丈夫と思うんだろう?
まぁいいや。
こんな私で良いのなら、よろこんで。


そいでね、また何度も言うようだけど
しつこいようだけど
凄いんですよ、これまた、小児・母性の教育材料や設備投資がさ!
こんなに揃えてどうすんだ?
ってくらい何でも揃えてさ。
大学病院も買えないような豪華な物がさ。
あるのよ、実習室や器材保管庫にわんさかと。
新品のまま腐りかけているような感じ。
モデル人形なんか20種類以上が一体何体づつあるんだって感じでさ。

絶対ここには要らんやろって思ったのが
「新生児の挿管練習モデル」
「小児の挿管練習モデル」
えーっと・・・。看護学科で誰が挿管の練習するの?

さりげなく教授さんに
「これ使ったりするんですか~?」
と聞くと

「ああ、買ったけど、ちょっともったいなかったわね。使って無いのよ。」
てか永遠に使わんやろ。何故買ったのかを聞きたかった。

新生児、小児それぞれに
グレードの高いACLS蘇生シュミレーション人形なるものもあり(いずれも未使用)
何か、普通の人形が無い。
全部電動タイプだ。顔とかも皆違う感じだし。
たくさんあって保育園がひらけそう。

妊婦さんモデルも凄いですよ。
棚の上から下まで何列にもわたってびっしりあるし・・。
いろんなバリエーションがあるのですが
やはりここでも
「それって看護学科に必要あるの?」
と思う高価なシュミレーションものが多かった。

どうして必要な物とそうでない物の区別がつかないのだろう。
「とりあえず買っちゃえ」
なのだろうか?

せめて使わなくてもせっかくあるのだから
「こういうものもあるんですよー」
とか言って学生さん達にみせたらいいのになぁ。

と再び驚愕したバキコでした。
ひがんでいるわけではないけど
ちょっと誰かに聞いて欲しかったので思わず書いてみました。

ちょっとスッキリ。