年明けから開催も進み、各路線でG1へ向けた重賞レースが行われています。
今回見ていくのは、3歳関西馬にとって重要なステップレースであり、歴史ある重賞きさらぎ賞です。


近年は京都開催でしたが、今年は中京開催となります。とはいえ元々中京で行われていた時代もありましたので、ある意味では中京に戻ってきた歴史的意義のあるレースに今年はなるかもしれません。


過去の勝ち馬を見れば、スペシャルウィークやナリタトップロード、或いはネオユニヴァース等のクラシックホースを輩出していた時期もありましたが、近年は若干活躍馬には恵まれていません。きさらぎ賞と比較されやすい共同通信杯と比べると、若干近年における存在価値は低下気味です。


ただ今年は混戦模様の3歳世代ですし、世代最強格の呼び声も有る馬の復帰レースでもあります。ここからクラシックを狙える馬が出てくるかもしれません。


京都から今年は中京へコースが変わりますが、変わらないことは今年も多頭数ではないことです。
昨年の8頭立てほどではありませんが、今年も登録段階で13頭なら頭数は少なめです。
そのため末脚自慢の馬がコースや馬群を捌くロス無く走れますので、瞬発力次第の上がり3F勝負になりやすいレースです。


またペースも上がらず、前へ行く馬が良い末脚を使ってレースを決めてしまうことも多々あります。
瞬発力を重視して2頭見ていきたいと思います。


1.ランドオブリバティ
連勝で臨んだホープフルステークスは2番人気。直線に入る前のコーナーでは抜群の手応えを見せ、
鞍上三浦騎手の中央G1初制覇も目前と思われましたが、まさかの逸走で競走中止。
仮にスムーズな競馬ができていれば、押し切る可能性は高かったと思います。
ここは修正して再度同じ三浦騎手とのコンビで臨むだけに、負けられないレースなるでしょう。
同型タガノカイとの兼ね合いはありますが、競ることなく2番手でのレースでも十分対応可能です。
修正さえ叶えば前走の不安があるだけにオッズ妙味ありと考えます。



2.ヨーホーレイク
こちらも連勝でホープフルステークスに臨みました。若干後手を踏んだスタートでしたが、直線では良い脚を使っての3着と見せ場を作りました。
元々が前で競馬するタイプなだけに、スタートで後手を踏まなければ前々で競馬ができるでしょう。
ランドオブリバティは強力ですが、それ以外の他馬とは力関係は抜けていると考えます。


今回は2頭ホープフルステークス組から選びました。
仮にもう一頭挙げるとすれば重賞実績あるラーゴムですので、今回は上位人気馬での堅い決着と予想します。
ここをランドオブリバティが勝つことができれば、皐月賞へ向けてダノンザキッドとの再戦も楽しみになってきます。

 

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