Q:「まずはこいつを見てくれ。どう思う?」
A:「なにそれこわい」
■先日から熱発のせいですっかり体調不良になりました。
クスリを飲んで元気が回復すると、溜まっていた用事を済ませにアチコチへとでかけるんですが(←寝ろよ)、とある某大店舗へと出かけた時のこと。
オリジナルブランドも持つ有名な某大店舗の自転車売り場で、私はそれを見つけました。
いえね、最初に通り過ぎた時には、熱のせいで夢でも見たのかと思ったんですよ。
ただ、クスリのせいでカラダだけは元気だった私は、疑問が湧いたのとほぼ同時に、実にオートマチックに自分の考えを検証するべく踵を返した訳です。
・・・言葉だけで表すとアブナイ響きになってしまいますな(´・ω・`)。
■さて、改めて上の画像ですけど、・・・おわかりいただけただろうか。
「なんで白色リフレクターが車体の左側に付いてるんだッ!?」(ずっぎゃあーん!)
思わず携帯カメラで撮影してしまいました。
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・車体の、左側???
前面に取り付けてあるので、もちろん前方から来る対象物へ向けて反射光を返すんですよね?
そこで簡単シミュレーション。
1.車道の左側を走行中?・・・ありえない、何が来るんだ
2.歩道走行中に対向車両・・・あるあるあ…ねーよ
3.車道の右側を走行中・・・あるあるあ…ないわー、それだけはないわー
4.意表を突いて輸入車…誰得
・・・と、そんな風に考えていた時期が自分にもありました。
どう考えても2か3じゃないか! 責任者出てこーいっ! <(古)
■製品ってなんでもそうなんですけど、「売れれば儲かる」って考えだけが先行すると、その道の知識が無い人がいい加減なモノを作ってしまい、これまたよく判っていない人が買ってしまうという「負の連鎖」が始まるんです。
例えば旧いオートバイにある話なんですが、通常アクセルグリップって右ですよね?
昔は左アクセルの車種があったんです。
でもこれって、知らない人は危なくて乗れないですよね? 店側もちゃんと説明するだろうし、買う方も知識を少し持てば右アクセル車との比較・再検討をすることもできます。
しかし上記の自転車の場合、ハブダイナモ+前照灯がしっかり備わっているため、買う側としては「別にどうでもいいじゃん」と言う気になってしまうでしょう。
実際、私も(※熱に浮かされていたとは言え)一度は「ふ~ん…」で通り過ぎる所でしたし。
しかし、これがお馬がドキ もとい 逢魔ヶ刻の交差点だったとしたら?
車道左側を直進するまだ無灯火の自転車と、隙あらば右折しようとしているライトは点いている自動車だった場合はどうでしょうか。
少なくともリフレクターは車体の右側に取り付けられていないと無意味です。
どことは言いませんが、某政党議員の支配下にある某巨大店舗の責任者の方へ。
「一番いいのとは言わんが、せめてマトモなのを頼む」
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