『お身体をご自愛にし、これからも益々のご健闘とご活躍をお祈り申し上げます』
みたいな言葉を書きたいのですが、どこか変ではないでしょうか?言葉の使い方は間違ってませんか?
まぁ、こんな質問があったとしましょう
ツッコミどころはありますが
よほどの偏屈ジジイ
でなければこれでも、OKのハズです
これに対する回答が目を覆いたくなる惨状
「健闘」という言葉は なんだか「よく頑張りなさいよ」と同等かそれより若い方に言う言葉のような気が致します
自分でそう思ってる使ってるだけならまぁいいけど
『健闘とはこういう意味だよ』と
他人に教える場合は、ウソを言っちゃいけません
健闘とは、基本、健闘する
健闘を讃えるなどとして使います
強敵相手に、よく頑張った…的な意味合い
基本、勝った時にはあまり使われません
強豪を相手によく健闘した…とは
頑張ったけど、力及ばずに負けた
…という意味です
また、これから試合でもする場合でも
『相手は強敵だけど、ダメ元で頑張って』
…というニュアンスになるので
苦戦する事を前提とします
まぁ、そのような理由で、年上に
使うには、あまりふさわしくない
(ちょっと、力量を見くびってるところがある)
でも、若い者に対して使う言葉という感じがするので
NGであるという言い方はなんか方向が違う
(若い者相手でも、力量を見誤っているというか
なんか、天狗になってる発言のように思うので
『若い者に対して使う言葉』と言っちゃうのは
ちょっと、違う気がする)
秋も深まり、涼しい季節になってまいりますが、
くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます
うわ、なにこれ?
これをドヤ顔で、正しい文章として
出してきた日には、けなしまくりたいけど…。
秋も深まりを使ったのなら
『朝夕、肌寒く感じますが』であり
朝夕、肌寒い事もあるので
『お風邪をお召しにならぬよう
ご自愛くださいませ』と
相手の体を労わる言葉が
出てくるわけ…です
涼しいだけなのなら、
過ごしやすくていいじゃん?
過ごしやすい気候になったのならなんで、
ご自愛する必要があるの?
朝晩は肌寒く感じる事があるので、
お風邪をお召しにならないかと心配しております
…という途中が飛ばされまくってるんですけど?
ご自愛ください(体をいたわって下さい)
に、更に、お祈りしていますを付ける
センスも分からない
繰り返しになるけど、別に正しい日本語を
添削しようっていうんじゃない
相手に伝わればそれでいいの
でも、この人達
『手紙はこう書くべき
』と質問者にダメ出ししてるわけじゃない?
ダメ出ししてるアンタの方こそ
もう少し、敬語の使い方を学んだ方が
よろしくない?…と思っちゃうわけよ
あと、何人もが
『健闘は、目下の者に使う言葉なので
健勝の方が良い』と書いてた
いや、健闘と健勝は字面こそ似てるが
全然別の意味だし
健闘は、先ほども指摘したように
『強敵、あるいは、とても勝てそうに
ない相手に、全力でぶつかる事』
健勝は、健やかに過ごすこと
勝を勝るや、優れていると無理やりに
意味を持たせているネット辞書も
あったけど、勝には別に意味はありません
健康でなだけではなく
日々の生活が充実して
趣味などをアクティブに
楽しんでいる状態…って感じ
健闘=健勝を見た時、眩暈すら感じた
全然、違うやん?
質問例の場合、お身体とは、なんと読むのか。
通常は、御身。
そして御身(おんみ)に続く文言は、大切に。
これからも益々も二重の意味合いともとれるのでくどい。
健闘も活躍も同義と解すことが可能。
御身大切に、益々の御活躍をお祈り申し上げます。
また、
時節柄、御自愛召され、益々の御活躍を祈念申し上げます。
といった表現も可能。
※「ご自愛」の「ご」は、「御」
学校等公教育ではこのように指導しています
学校で通じても、ビジネスのシーンで
通じないって事が分かってない人やね
だから、学校の学問は現場じゃ通じないって言われるんだ
例えばですが、タクシーに上司部下で乗る場合
運転手の後ろの席が、一番の上席で
新米は、助手席に乗るべきです
これは、死亡率に関係しています
運転手の後ろが一番死亡率が低く安全
助手席が、一番危ない
しかし、社長が子どもっぽい人で
助手席が一番いいと思ってる場合
この、社会一般のマナーとしての
『上席、末席』のルールは無視されます
つまり、そこは、基本的な上席、末席は
一般常識として覚えておくべきだが
上司の意向によっては、臨機応変に
あまり、一般常識を振り回すと
『アイツは知ったかぶりをして
俺には、常識がないとバカにしてる』と
社長の不評を買う事にもなりかねません
学校で、どう教えていようとも
御身という表現は、堅苦しく感じられ
お体、もしくは、お身体という表現が
柔らかく感じる
また、ご自愛も、最初に変換候補として
出てくるのは何か?を考えれば
ご自愛と御自愛、どちらが浸透率が
高いのかは容易に想像がつく
こちらも、御自愛と書くと、堅苦しい
80才以上の、知性豊かな社長、会長に出すなら
『御身、御自愛』が正解かもしれないが
40代、30代の社長もいる世代になってるのだし
そういう若い社長には
『お身体、ご自愛』の方が受け入れやすいと
考えられる
一般常識をひけらかすのではなく
相手の意向に添って対応し
相手に合わせる
(お堅い人なのなら、御身、御自愛
カジュアルな人なら、お身体、ご自愛)
…と、使い分けが必要なんじゃないの?
横溝正史の『項羽と劉邦』にも出てくるわ
韓信という劉邦(漢)側の大将軍が
趙という大国を打ち負かした時の話
背水の陣ということわざの語源にもなってる
『兵法には、河を背にして、陣を敷いてはならない
とあります
(不利になった時、逃げ場所がなくなるからね)
しかし、大将軍はそれとは逆のことをして
大勝利を収めました、なぜですか?』
『兵法は、丸暗記しただけで勝てるものではない
その時の状況に合わせ、応用するから勝てるのだ』
『なるほど、私の及ぶところではありません』
どんな指導をしているか知りませんけど
『相手あってのマナー』
『これが正しいんだ』という書き方は頂けない
『学校ではこのように指導してるので
これが正解なんだ
』と、言外に匂わせる書き方もね