おはようございます。4時から食パンと闘っています。眠いー。
この時代の"ポスター"というカテゴリーが好きです。中学は美術部でしたが(ここしか選択肢がなかった。運動とか根性とか団体が苦手やっただけです)、専攻は迷わずポスターを選んだほど。とりわけロートレックは、うちが中学の時に大変影響を受けた画家の1人です。パリの街を彩ったであろう、キャバレー、歌い踊る女たち、権力のある男。どれも衝撃的で早熟なうちを形成した素でもあります。
夜は買い込んだパンとゴルゴンゾーラのタルト、そしてフィリップパカレのボジョレー。美術館で買ってきた図鑑を楽しみながら、1日を締めくくりました。美味しいもの、真面目に作られたもの、手間のかかったものは心と舌を満たします。
昨日の東京、めちゃくちゃ寒くなかったですか⁇
曇り空、小雨、そして極寒。
何故こんなお休みの日に限って寒いの…
余りの疲労で一度は引きこもろうかと思いましたが、、、せっかく取ったお休みなので1日遊び倒すことにしました。
パン部員さんにお願いしていたものを取りに伺って、先ずはいつもの花屋さん、blackvelvetへ。
選んだのはこのお花
朝早くから仕入れに行くのに、先生はいつも元気!綺麗なお花と共に先生から元気をたくさん貰いました。
それからダッシュで晩御飯の買い物を済ませて、こちらのオサレな建物へ。
基本、クロワッサンのサンドと飲み物の構成。
ここのパンはレベル高いので、こういう「パン意識高い系」のパン屋が出すコーヒーが興味あったんです。カフェラテにしたけど、香りも濃さもしっかりめで美味しかった。
クロワッサン、美味しいのは分かっていましたが、ハムがしょっぱい?パンの味がわかるくらいのがうちは好き。
ま、とは言え美味しかったので、即完食、サラリーマンがランチで彷徨く合間を縫うように急いで丸の内まで歩く。
パリグラフィック展
この時代の"ポスター"というカテゴリーが好きです。中学は美術部でしたが(ここしか選択肢がなかった。運動とか根性とか団体が苦手やっただけです)、専攻は迷わずポスターを選んだほど。とりわけロートレックは、うちが中学の時に大変影響を受けた画家の1人です。パリの街を彩ったであろう、キャバレー、歌い踊る女たち、権力のある男。どれも衝撃的で早熟なうちを形成した素でもあります。
パッと散った絵の具、真面目に描いたんだかどうだか分からないほどのグニャグニャの女性、はっと目を引く黒や赤の間に見せるな柔らかな色使い、そしてなにより一目見た時からぐっと引き寄せるデザイン。
久しぶりに真面目にロートレック観ました。
ロートレックやヴォナールのような、この時代に流行った版画を、陳腐で大衆的で飽き飽きなどと分かった風にしてたうちは、これは芸術ではないわねと、上から目線で観てた時期があって…
しかし、今回の展示では学芸員さんの素晴らしい研究の成果もあり、構成も作品も素晴らしかった。日本芸術は、死ぬまでに本物に会える可能性あるけど、こういう海外物はいつ観られるかわからないので図鑑をお土産に買ってきました、あとポスターも。1時間でセンス磨かれました。
ここ、建物自体が好きで、長男が小さい頃はここがうちの天国でした。
心がワクワクしているまんま、丸の内をザーッと歩きながら日比谷まで。
で。最近の一番アツいであろう、念願のパン屋に行くことに。
長年、名だたるブーランジェリーなどを渡り歩いていた榎本シェフ。念願のお店をオープンしていると聞きつけ、ずっと行きたかったんです!パンマニアでこの人知らないなんてモグリです。関西のサマーシュの西川シェフ的な感じ。
榎本さん、写真で見るよりカッコいい‼︎そして筋肉が、胸板が、、、ヤバい‼︎笑笑
こんなウルトラ美味しいパン焼いて、イケメンで、マッチョって、キュンキュンが止まらない![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
すぐそこにいらしたので、おばちゃんはあれこれ喋くり倒してくる。シェフに無理言って焼きたてパンまで頼んで、看板メニューのパンのポミエなど買い込み、あぁこの胸のトキメキを抱えたままでは帰れないと思い、もう一つ行きたかったところに。
2時からオープンのバー、
この秋頃、恩師に連れて行って頂いた銀座のテンダーで長年右腕として活躍されていたそうで、噂に違わぬハードシェイカー。早い時間から空いているバーは都内でもほぼないせいか、2度ほどチャレンジしたが生憎いつも満席で、諦め半分で覗いたところ、この寒さが味方したのかカウンターに座れました。
テンダーでも頼みましたが、流石のハードシェーカー、同じくハラハラの氷のフレークが少し混じって美味しい。氷を一つ浮かべるのは東京會舘スタイルだそう。
控えめな印象ですが、新橋さんの所作の美しさと柔らかい笑顔、荷物パンパンで息を切らしたおばちゃんのコートを自らかけてくださったお心遣い、全てにおいて居心地が良かったです。
まさに、「非日常的」な体験。勿体無いがフレークの溶けきらないスピードで飲み干して、次のお通しはドライみかんだけでお願いしたら(それくらい美味しかった)、承知しましたなんてなんだか図々しいことを言い残し、いざ我が家へと駅の階段を駆け下りて、一人遊びは終わりました。
ちょっと気持ちがモヤモヤしていたり、仕事で疲れてたのも、帰ってみたらスッキリ。友達と出かけるのも好きだけど、一人で考え事したり、逆に無言で集中したり、思い立って行動したりできるのが性に合ってるみたい。
夜は買い込んだパンとゴルゴンゾーラのタルト、そしてフィリップパカレのボジョレー。美術館で買ってきた図鑑を楽しみながら、1日を締めくくりました。美味しいもの、真面目に作られたもの、手間のかかったものは心と舌を満たします。
また今日からお正月までは忙しい日常が戻ってくるけど、今日からの私なら、頑張れそう。