息子が、来月で中学卒業します。
アメリカは、日本で言うと中学2年で中学が終わっちゃって、
日本の中3が、こっちの高校の始まりなのです。
昔、なんでアメリカって高1まで義務教育があんの?
と思ってたけど、年数的には同じなのでした。
それに小学校は6年通年、というのもあるけど
幼稚園(1年制)から小学校1~3年、4~8年という風に分かれていたりもしています。
彼の行ってる学校は音楽に力を入れている4~8年生の学校で、
毎朝、普通授業の始まる前に2時間、2コマ音楽の授業があります。
で、楽器は創始者がヴァイオリニストだった関係で、生徒はヴァイオリンかヴィオラかチェロ、ベースのどれかを弾くのです。例外的にピアノの子も学年に1人ぐらい入ってくるんだけど、この学校ではピアノは伴奏ばかりになってしまうので、ちょっとかわいそうな感じだし、ピアノを真剣に!という子はあまり入ってこないようです。
ともあれ、小3の夏休みにこの学校で、弦楽器を触ろう!
というイベントがあったので参加してみたら
気に入って、4~8年この学校にお世話になりました。
何たってこんなにいい学校がウチから近いというのが最大のポイント。
毎日ろくに練習もしないので、ダメダメだけど、ま、好きにしてくれ
と放っておいたんだけど
昨日、8年生の最後のソロナイト・コンサートがあり、みんながんばった。
やっぱ14歳ぐらいの子というのは、心理面のガードが固いので、自分を出したりする事がないのものです。自分にも覚えあるからよくわかる。
でもね、彼らが最後の何週間かはもう死ぬほど心配しながら練習して、そしてそのコンサートで、一生一に真剣に弾く曲の、もちろん完璧とはいかないんだけど、その中に、彼らの、危うくて、キラキラっとして、心から誠実な、暖かい感じの感性が聴こえてきて、いちいち涙ぐんでしまいました。
こっから先どうなるかは、わかりませんが本当に真剣に音楽する時期があって、みんな、よかったね。
息子も、去年はや~っぱだめだなぁーと思っていたんですが、今年はひいき目を差し引いても、かなりいい音でるようになったじゃん!とちょっと驚き。
最近は自分の部屋でも車の中にいるときもずーっとずーーっとクラシックチャンネルを聴きまくってて
高校も、2つ受かったのですが、アカデミックに力入れてる方を蹴ってまで音楽に力入れてる学校に行くっつって。
マジぃ?そんなに本気なら、もうちょっと練習すりゃいいのに…って思うんだがねぇ。
今行ってる学校はすっごくいいけど、私立でバカっ高いです。でも義姉が生前、息子の教育については金銭的に応援してあげる、と言ってくださって行かせてもらっておりました。しかし彼女は亡くなり、一昨年の金融破綻で義姉の旦那さんである義兄が管理していた基金も100分の1にまで値が下がったと聞き、最後の今年は援助を断り、私たちの貯金を切り崩しました。
義兄には新しい恋人ができて、かつてほど義理の甥への義理も興味も薄れているようだけど、今までにもう十分に助けてもらいました。義兄には残りの人生を楽しく暮らしてくれればいいと思います。新しい恋人も悪い人じゃないけど、私はあまりにも義姉が好きだったので、彼女には比ぶべくもないです。
姉に息子のソロナイトの演奏を聴かせたかったなぁ。
ほんとうにあなたのおかげで、あの学校にやれて、やぁっといい音が出てくるようになったんですよ。
それに高校は音楽に力入れてて、午後に2時間毎日音楽って学校だけど、公立だからね。あと4年で大学に行くのに借金しなくても何とかなるような道を見つけないと。
母が働き詰めで目の下に隈を作るのもあと何年かだけです。
ちゃんと勉強しろよ。お母さんもがんばるから。