「宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった」
なんて面白そうなタイトルがあったので買ってみました。

佐藤勝彦著:PHP出版
面白い!!!
宇宙の始まりはビッグパンだと思ってたけど、その前には何があったか、っちゅうところまで議論が進んでいるとはしらなかった。曰く、
『私がこれからお話しする宇宙論は、皆さんの常識からすれば極めて奇妙なものではないかと思われます。恐らく、はじめて耳にする人が大部分でしょう。しかし、どんなに奇妙であっても、これは「量子論」と「相対論」という現代物理学の二大理論によって導かれたものであり、空想やSF的イマジネーションによって導かれた物ではありません。その宇宙論とは、われわれの宇宙は「無」から「トンネル効果」を経てポロリと生まれた可能性が強く、しかもそのとき無数の「子宇宙」や「孫宇宙」が誕生したかもしれないというものです。「無」から「有」が生み出されるプロセスが分かっただけでなく、宇宙がわれわれの宇宙だけではなかったことも明らかにされつつあるのです。』
ウッソ~!っと思ってよくよく読みましたが本当に面白い!すごいなぁ~。
佐藤勝彦さんと言う方は、ビッグバンの前に起ったインフレーション理論を研究された方だそうで、ビッグバン宇宙国際研究センターなんつーものがあるっていうのも初耳なんだけど、そこのセンター長に就任されているとのこと。
「宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった」という本もワンコインだから興味がある方はぜひ購入をおすすめします。ま、要約のような話は教授対談シリーズこだわりアカデミーでも見る事ができます。
しかし、この本の方が分かりやすいな。
色々な用語をwikiでも見てみたけど、むつかし。
っていうか、何いつの間に、こんな話になってるわけ?っで、すでにwikiとかにも載ってるわけ?このまえ超ひも理論に面白がってたと思ったら…
「おい、またコンピューターに向かってぶつぶつ言ってるのか」
って夫に注意されちゃった。
日々のニュースとか聞いていると、だんだん世の中悪くなる、みたいな話ばっかりなのに、
そうじゃない、と思わせてくれる。
やっと、最初の最初が分かり始めて来ている、すっごい面白い時期に到達してきたんだね。
ホーキングさんも
「今は、一握りの宇宙物理学者しか分かっていないけど、この理論が完成すれば、他の全ての人にもこのコンセプトが簡単に理解出来るようになるだろう。その時こそ、我々が何者かという問題について考えられるようになるのだ」
と、おっしゃってましたが、そうだね。
中世では、みーんな地球の周りを太陽が廻ってると思ってたけど、今じゃ地球の方が太陽を廻ってるのは小学生でも知ってること。
ああ、ぜひとも長生きして、この顛末を知りたいっ!