「ねえ先生」
理「ん?」
「私学校辞める。」
理「っ…、おいで、」
放課後、リュックを背負い教室に背を向けた。
階段を降りてる途中、見つけた先生の背中。
数段上にいる私は少し声を大きめに先生を呼び止めた。
優しい顔で振り返った先生は私が紡いだ次の言葉に綺麗な顔を歪ませて、そして、私を抱きしめた。
理「きつくなっちゃった?」
「…」
理「嫌いになっちゃった、?」
「…、」
理「やっぱり私じゃだめだったね、」
「…違う。」
理「…、」
「先生が居てくれたからここまで頑張れた。」
「でも、もう無理なんだ。もうここへは来れない、」
理「っ…、どうしたら良かったかなっ、どうしたらもっと力になれたかな、」
「これは私の問題だから、先生は何も気負わないで。」
理「私はもっと、一緒に居たかった。一緒に卒業したかったよ、」
「…先生?」
理「ん?」
「…んっ、」
「私ね、先生のことが好き。だから、もう会いたくない。」
理「っ…両思い、なのに、」
「私はもう、先生を好きになりたくない。」
「これ以上、生きたい理由を見つけたくない。」
理「それって、」
「私、病気なんだよ。どう頑張っても治らないの。頑張ることすらさせてくれない病気なの。」
理「嫌だっ、嫌だよ、」
「ごめんね、先生。」
「ずっと、本当のこと言う勇気が出なかった。」
「今まで私のためにって、考えてくれて、悩んでくれてありがとう。嬉しかった。」
理「ねえ、嫌だ、行かないで、離れないでっ、」
「もうばいばいしなきゃ。」
「ずっと、好きだよ、理佐さん。」
理「っ…ーーちゃん!!!!」
初めて下の名前を呼んだ。
何度も呼びたくなってしまう先生の名前。
言わないように、呼んでしまわないように、ずっと気を付けていた。初めて呼んだ理佐という名前。愛おしくて堪らない。
私はもうこの名前を呼ぶことは出来ない。
先生に、理佐さんに名前を呼んでもらうことも、もう出来ないんだ。
「さよなら、先生。」
先生を突き放して走り出す。
振り返らない。振り返ってしまったらきっと私はもう戻れない。現実を受け入れられなくなってしまう。
だから、さよなら、先生。
━━━━━━━━━━━━━━━
今日見た私の夢の話をまんま書いてみました。
夢の中でも理佐ちゃん可愛かった、超可愛かった。
でも内容があまりにも暗すぎてなんか、って感じですね、笑笑