白「私も好きだよ。」


首にかけられた腕に引っ張られ
白石さんの方へと寄ってしまう。


「おわっ………!?」
体勢を整えようともう一歩白石さんへ近づこうとしたその瞬間。
重なり合った私と白石さんの唇。


でも、すぐに離れてしまったふたつの体



白「…///」下唇を噛み締めて恥ずかしそうに俯く白石さんが可愛くてつい、私から、おかわりをしてしまった。


白「んっ…」


「可愛すぎるのがいけません。」


白「…ふふ、なにそれ。」


「…麻衣、愛してる。」


白「えっ…!?え!今なんて言った!?」


「…なにも。」


白「…聞こえなかったから、もう1回。」


「…だから、麻衣のこと、あいしてる


白「ふふっ、私も、理佐のこと愛してるよ。」


「っぅ…////」
…嬉しすぎるんですけど。え、これ、この後私なんか、あるの?交通事故にでも遭うのかな?でも、なんだか、交通事故に遭っても今の私なら無傷な気がする。
なんでバカなこと考えてたら何やら物音がする。



ふっと視線を店へと戻す。


「「「「「「「…こんばんはっ」」」」」」」


「…なんでいるの?」


松「私たちが白石さんたちを追いかけようとしたら、ほのちゃんが恋人たちの時間邪魔するんじゃないで?っていうから余計気になっちゃって…」


白「……もしかしてずっと見てた?」


「「「「「「「「はい!」」」」」」」」


「…………ほのぉ?どーゆうこと?」


田「…あ、いや、これは、あれやで?あのー。」


「後で羽交い締めの刑ね。」


田「っ…はい。」


小「でも、まさか、理佐が白石さんと付き合ってたとは、」


森「しかも2回も……kis「ひかるー?」」
「すいません…。」


「はぁ…とりあえず白石さん、戻りましょ。」


白「そ、そうだね。」


皆もお店へ戻っていき白石さんと私だけが残る。


「白石さん」


白「ん?」


「この後空いてますか?」


白「うんっ!」


「私のおうち来ませんか、?」


白「行きたい!!」


「ふふ、楽しみにしてます。。」


白「私も。」



なんて言ってたら、
またメンバーに見られて
「理佐へんたーい」とか言われたりしたのは
また別のお話。






「…ななの理佐ちゃんやねんけどなぁ。」
たまたまお店の前を通りその一部始終を眺めてた彼女。これからどうなっていくのだろうか。


-続く?-