小「はぁ…」今日もまた朝の通勤ラッシュとやらに巻き込まれながら電車に乗る。
ドンッ
小「った…」誰かにぶつかられ睨みつけるようにその相手を見る。
渡「…っ、ごめん、なさい…」
小「っ…///」なにこの人。超可愛いんですけど。
同じ制服?でも、名札の色が違うから先輩かな?
小「大丈夫、です。あの。欅高校ですか?」
渡「…(。_。`)コク」
小「ふふ、私も欅高校です。1年の小林由依です」
渡「3年の…べりか」
小「べ、べりか?」
渡「んふっ、べりか笑渡辺梨加。」
小「あっ、渡辺梨加さんか。すいません笑」ん?渡辺梨加?男子がめっちゃ話してた高嶺の花の?
渡「由依ちゃん、面白い。」
小「ありがとう、ございます笑」
「あの、もしよかったら一緒に学校行きません?」
渡「うん!」
可愛い。
学校までの道のりで梨加先輩のことを沢山知った。パンが好きとかぬいぐるみにアオコという名前をつけているとか。
渡「…じゃぁまた」
小「梨加先輩!連絡先交換しませんか?」普段の私だったら絶対に自分からなんてないだろう。ただこの人の前では必死になっちゃうんだ。
渡「あれ?交換してなかったっけ!しよしよっ」この人天然だ。
小「ふふ、ありがとうございます」
渡「いいえっ。あ、今日一緒に帰らない?」
小「え!?帰りたいです!!」
渡「んふ、じゃぁ終わったら連絡するね」
小「はい!!じゃぁまた後で!!」
渡「ばいばーいっ」
放課後の楽しみ