愛するということ | kusamakura

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ひょんなことからブログ始めました。

 私は、以下に記す言の葉以上に優れた愛を知らない。


 愛するとは、若く美しい者を、好んで手に入れたがったり、優れた者をなんとか自分の物にしようとしたり、自分の影響下に置こうとすることではない。 


  愛するとはまた、自分と似たような者を探したり、嗅ぎ分けたりすることでもないし、自分を好むものを喜んで受け入れることでもない。


  愛するとは、自分と全く正反対に生きているものを、その状態のままに喜ぶことだ。


 自分とは、逆の感性を持っている人をも、その感性のまま喜ぶことだ。


 ‘’漂泊者より‘’


 これはニーチェが汎ゆる人間に遺した警鐘なのかとさえ想う。


 愛することは、欲することではあるまいに。


と。