5月に入り暖かいのか、未だ肌寒いのか・・・毎日枝葉を延ばす我が家の椿に問いかけております。
4月末のウェザーニュースでは、ゴールデンウィークの気候は猛暑並み。とのことでしたが。
5月1日に池袋にあるJAZZライブバー「インデペンデンス」に伺うため成田空港に降り立つと、まさかの土砂降り。
それもまた是好日と自らに言い聞かせ、ホテルに向かう足取りは軽い。
当夜の出演は、大好きな【宮地スグルQuartet】なるほど、傘をさしながらもワクワクで歩けるわけです。私の脳内では、かの曲がリフレイン。
【宮地スグルQuartet】では大概、宮地さんのオリジナルが演奏されますが、聞く毎に発見があり楽しさが増す。
そうこうしてやはり雨に降られながらホテルに帰る。
明くる日は、予定していた東京芸術劇場のギャラリーで【書といけばなの出会い展】を眺め、明日への英気を養う由とし、1F店のおにぎりにも目をくれず5Fへ・・・
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240507/11/bakatorio333/2e/c5/j/o0813108015435610995.jpg?caw=800)
なんとも清涼感が在る生け花だと一瞥し、フロアを廻りながら、豪華な生け花も眺める。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240507/11/bakatorio333/e1/2b/j/o0813108015435610999.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240507/11/bakatorio333/73/63/j/o0813108015435611007.jpg?caw=800)
と、最後に眺めた作品は。
我に返ると一刻眺めていた
パーテーションの陰から「ながく見てくださって有り難うございます」と、作者が声をかけてくださりました。
作者と少しお話しをし、水揚げに苦心されたのではないか?とうかがうと「はい。とても」と。
だがしかし、此度の展示に際して作者が工夫を凝らしたのは、余分を削ぎ落としたあとの枝振りであろう。
その作品を完成させるためには、数年の構想と辛抱を要したはずである。
艱難辛苦汝を玉とす
私は、その作品を気安くスマホで撮影する気にはならず『瞼に焼き付けるに留め、決して所有はしない』
そう誓い、あとにした。