今年もあと僅か。何とはなしのブログです。たいそうなタイトルではありますが...
Orfeu Negroとはブラジルの映画で、このサントラは、アントニオ・カルロス・ジョビンが手掛けていた様に記憶しています『黒いオルフェ』と聞けば分かり易いでしょうか。
義血侠血とは泉鏡花の小説であり文楽等で『滝の白糸』との演目で親しまれています。
このブログで何故両者が対バンなのかと申しますと、私が今年を締めくくるに於いて『何故ビジュアルは人の琴線に触れるのか?』を考えたからです。
で『いやいや、ビジュアルだけでは無くて、音楽が付随しているからなんだ・・・』と。
で、ブラジルと日本の対バンなのですが、Orfeu Negroのサントラである『黒いオルフェ』義血侠血のテーマ曲的日本の演歌『滝の白糸』
この両方の曲には、作品の悲恋の結末や、ストーリーでの悲喜こもごもを連想させられる仕掛けが随所に散りばめられています。
要は『聞かされてヤラれたな』って感じです。
世に出て来る音楽とは、十分な資質を携えているからなのだと痛感した歳末です。
※ユーチューブ等で黒いオルフェを視聴するなら、ウェイン・ショーターがオススメです。