Kawamura Fine Leather Arts & Crafts Diary -201ページ目

この男 なんちゅ〜経歴 てくさす編 第4章・最終章!

さぁ~てさてさて、またまたプータローになった拙者は
またまた職探しの日々が続く!!

おっとぉ~~、グリーンカードの行方じゃ!!
2年未満のお勤めではあったが
6ケ月以上働いたところでのクビだった為
グリーンカードは目出たくキープ出来ることとなったのじゃ!

そして、革にカービングが出来る強みから
いくつかのサドル屋が模様叩き屋を探してると言う噂を聞き
またサドル屋巡りを始めるも 一件のサドル屋に一人カービングが
出来る奴がいれば十分という実態を知り
少々難儀をしてたところに あるサドル屋の募集を見つける!!

ま、しばらくの腰掛け程度で そこで働き出すも
それほどの技術を必要とされず こき使われながら
かなり手抜きで叩いた模様をCOOL !!と言われ
はぁ~そんなもんで満足かぁ~と心の叫び!!

で、その程度だったら左手で十分とばかりに
そこからは左利きになってカービングを始めたぜ!!

元々小学校の5年生の頃一年間 
左利きの練習を毎日みっちりしたものだった!

ボールを投げれば 左手で50mは飛ばせ、
書き方の時間は両手で同じ筆圧で書けるので
クラスの皆の半分の時間で書き方は終わった!!
字を書いても 両手にペンを持ち
同時に同じ方向に字を書いたり 鏡写しの字を書いたり
逆さま字を書いたりして遊んだものだった。

と言うことで左利きのカービングCOOL !!だって・・・
つくづく思う 表現力の乏しい英語だわ!!!



しっかしぃ~、そこの機械のようにこき使われ方に
嫌気がさし 不法就労修業時代に世話になったボスに電話を・・

今度はその当時のボスから仕事先を紹介してもらった!!

そしたら そこが、な、なんと!!
93年に職探しに来た時、不法就労先を紹介してくれた
あの全米でも老舗中の老舗 1919年創業のサドルショップ
「Ryon's」のマネージャーだったのだ!!!!!
第1章参考に・・・


そして、目出たく1999年夏よりRyon's
模様のデザイナー・叩き屋として 今日まで働くのであった!!

1993年にリクルートに来た10日間の
最後の2日でたどり着いたショップに
あの時は雇ってもらえなかったが
6年まわり回って ついに雇ってもらえることになったのだ!!

そして、2000年には あの「馬のおっちゃん」にスカウトされ
彼の仕事を空いてる時間でこなすようになるも
2004年からは完全に二足のワラジで仕事をこなし
彼のおかげで名実共にサドル職人となっちまったのだ~!!

馬のおっちゃん」については8月25日のブログ
「馬のおっちゃんと ジョン・ウェインと 新しいミシンの 三題噺」
参考にされたし!!

 Kawamura Fine Leather Arts & Crafts Diary

今も昔と変わらないショップの全形である!

Kawamura Fine Leather Arts & Crafts Diary



Kawamura Fine Leather Arts & Crafts Diary

拙者が模様をデザインして叩き、Markが組み上げたサドルじゃ!!
カタログの中のサドルの最初のページを飾った!!
7年前、ある大きなサドル・コンテストで
カービング部門3位になったものじゃ。
まだまだ修行~!~

$Kawamura Fine Leather Arts & Crafts Diary

左から、Jesse, my boss Jim, me, Mark

Jimとは93年に不法就労先を紹介してもらって以来の付き合い!!
Markは拙者がRyon'sに雇われて以来の付き合いとなり
今も一緒に仕事をしているのじゃ!!



こうやって「なんちゅ~経歴」は
未来へ向けてまだまだ続くのであった・・・・


最後?まで読んで頂き有り難き幸せでござる!!


しっかしぃ~~!、まだ番外編もあるでよ・・・




おまけの1枚!!
てくさすに一旗揚げに来る前の若かりし日の1枚!!
この写真が てくさす編 第1章
取材を受けた時に使われてしまったのだ!!
ははは~~~!!
後ろ髪真っ赤だろ???


$Kawamura Fine Leather Arts & Crafts Diary-young David




Twitterボタン
Twitterブログパーツ

この男 なんちゅ〜経歴 てくさす編 第3章!

そんでもって、
放り出されてプータローになった拙者はと言うと
日本に帰れるでも無いので 
市議会議員に紹介された弁護士を雇いアドバイスをもらい
スポンサー探しにまたまた東奔西走!!


グリーンカードを取るには大きなスポンサーの力が
いるということになったのじゃ!

当時、ちょこまか出入りしていた世界最大手の革のサプライヤーの
Tandy Leather Company本社の社長以下
沢山の重役達とも親しかったので
厚かましくスポンサーお願いに行ったところ
二つ返事で了解をもらっちまった!!

Tandy Leather Companyと言えば、日本でも
革に携わった人なら1度2度聞いたことのあるサプライヤーだ。

Tandy Leather Companyの創立者の
David Tandyがここフォートワースの町を作り、
ダウンタウンには彼の銅像が 最近まで
メインストリートを見つめるように立っていた!!

つまり、フォートワースの町はTandy Leather Company
作られたと言っても過言ではないのだ!!

そこから信じられないような 
この世界最大手の会社のスポンサーの後押しで
話はトントン拍子に行くも 業種が特殊なため
移民局への根回し、証拠固めなどなどに費やす時間が・・・・
         ・
         ・
         ・
         ・


グリーンカードの申請の時、
拙者の業種でグリーンカード申請を認めるのは
アメリカ移民始まって以来で最初で最後だと言われた!!!
それくらい無謀なグリーンカード申請であったのじゃ!

実のところ、最初は形ばかりのスポンサーのはずだったのが
移民局からのお達しで きちんと2年間は
スポンサー会社に勤めなければいけなかったのじゃ!!

おっとぉ~~!~ 社長や重役達はビックリ!!
話がちょっとややこしくなったところで
弁護士が印籠を出して来た!!
拙者を最初に受け入れてくれた重役の覚え書き!!

これが印籠となり、
また この写真のお方(世界で超有名なレザーアーティスト!!)からの
スカウトもあり 目出たくグリーンカード取得後の就職先が決まった!!

サドル屋からは遠のいたが好きなデザインやアートの仕事につけるので
嬉しいこの上ないものだったのさ!!


ぶっちゃけ、
グリーンカードを申請することが決まれば 罰金を払えば 
短期旅行者のあのグリーンの紙(I-94W)でも
正規に不法滞在出来るのだった!!
不法就労は移民局のインタビューでもバレバレ!!
しかし、オトガメ無し!!

実のところ、申請中からでも働くことが出来、
申請までは根回し、証拠固めなどに1年以上を費やしたが
申請後 グリーンカードは 
移民局のインタビューの翌月のスピード発行となった!!


<写真はクリックして拡大してちょ>

Kawamura Fine Leather Arts & Crafts Diary-Tandy

彼にスカウトされ、彼の大きな口利きと印籠のおかげで
彼が拙者のボスとなり 実のところグリーンカード申請中より
Tandy Leather Company の開発室
彼の左腕として キットや図案のデザインを主な仕事にサンプル作りや
カタログ仕事を手がけるようになったのじゃ!!

この世界を相手にする大会社の開発室!
拙者を含めTony以下4人しかいなかったんだぜ!
秘書一人、子供向けの物を作る兄ちゃん一人、
レザークラフトと呼べる物を作ってたのは 拙者とTonyだけ!!

Tonyは重役クラスで忙しくて ほとんどの新製品は
彼のアドバイスのもと デザインおこしからサンプル作りまで
拙者が一人で作っていたのさ!!


以下のカタログの黄色い枠の中のサンプルが
拙者がデザインして全米120店舗と世界のディーラーで売られた
キットやデザインの一部じゃ!

Tandyから発売されてたサドルのキット
(拙者が日本で輸入したもの)の見直しも依頼され
作成説明書を自分の不法就労修業時代の経験をもとに
実際 乗馬に使用しても大丈夫なように
手直したり サンプルのサドルを作ったりと
色々やって来た!





Kawamura Fine Leather Arts & Crafts Diary-Tandy

小切手帳カバーとバイカーズ・ウォレットの復刻版のニューデザイン
(キットのパーツからそっくりデザインし直し作り替えたものだった!)
今でもこのキットはまだ売られてるよ!


Kawamura Fine Leather Arts & Crafts Diary-Tandy

Kawamura Fine Leather Arts & Crafts Diary-Tandy

初心者、アドバンス向けのコーナーデザインなどの数々
この中のいくつかはまだTandyで発売されてるんじゃ!


Kawamura Fine Leather Arts & Crafts Diary-Tandy
ウォレットとお揃いの小切手帳カバー

当時のサンプルは、せっかく売ってるカラー染料販売促進目的と
拙者自身が それまでのトラディッショナルな茶色のワンパターンから
脱皮をしたくて提案し カラー染料をふんだんに使った
サンプルを試みたのじゃ!

拙者の開発室の作業台脇には50種類以上の
調合した色々な染料が並ぶことになった!!

そしたら、全米の各お店やヨーロッパから
染め方の問い合わせも直接あったものだった。


Kawamura Fine Leather Arts & Crafts Diary-Tandy

Tandy の当時のカタログじゃ!!


Kawamura Fine Leather Arts & Crafts Diary-Tandy

このテキストの表紙のサンプルは拙者が
Tandy最後に作ったサンプルじゃ


というのも、この順風萬帆のような開発室での仕事が
98年に入りTandy Leather Company
「企業のツブシ屋」に牛耳られ 合併工作に巻き込まれるはめに!
結局、拙者が一番最初のクビとなり またまたプータローに・・

これがグリーンカード取得後1年半の出来事!!
移民局のお達しの2年未満の為 
さぁグリーンカードの行方はどうなることか・・・・


てくさす編 第4章・最終章につづく・・・





Twitterボタン
Twitterブログパーツ





この男 なんちゅ〜経歴 てくさす編 第2章!

94年に 全ての荷物をまとめて
こちらの受け入れなどおかまい無しに
勝手にやって来てしまって始まった
拙者のサドル屋での不法就労修行!!!

もちろん観光ビザのため2ケ月半くらい居ては
日本へちょこっと帰るの繰り返し!!

当時はイミグレーションもオンラインシステムが
十分確立されておらず 毎回違う空港を利用すると
記録が残らなかったのさ!!




順風萬帆にスタートしたようなものだったが
気がつけば 職場は な、なんと!!

メキシカン・マフィアのど真ん中!!

フォートワースで一番危ないところと言われてる場所だった!!

拙者を含め職人は皆 作業台の脇にピストルを置いて
サドル作りには さすがにビビったぜ!!

休み時間には皆ライフルやピストルの手入れだものな~!

拙者が日本にちょこっと帰ってる間には
ショップの隣のコンビニで留守番中のオーナーの息子が
強盗に撃ち殺された!!!

2ブロック先では夜中にフォートワースのポリスマンが
勤務中に撃ち殺された!!!
その頃 不法就労中にも関わらず友人のポリスマンと
よくポリスカーに便乗して 夜回りの手伝いをしていたため
その現場にも連れてかれちゃったよ~!!!

あ!!サイレンならして夜中にカーチェイスもやったぜ!!


拙者のいたショップでもかなりヤバい状況の時があった!!
薬でラリったオヤジがいきなり飛び込んできて
冬でもないのに 大きなポケットに手を突っ込んだまま
カウンター越しに・・・

ポケットの中に何を持ってるか分からない!ラリってるし・・
こういう状況って意外と動けないし逃げ用の無いもので・・・

ショップの若い兄ちゃんは 明らかに指先に力が入っていて
拙者に目で合図を送りながら いつでもカウンター下に隠れる気満々で 
その男に応対していた!!

そばにいた当時の 模様叩きおばちゃんは 
拙者とラリった男に応対している兄ちゃんとの間で
明らかの血の気が引いていた!

拙者はというと、その男から3m離れた 真っ正面!!
隠れる場所が無い~~!!!
そういう時に限ってピストルは手元より遠い場所に・・・

ヘビと戦うマングースのようには動けん!!!
           ・
           ・
           ・
           ・
           ・



おっとぉ~~!~順風萬帆かどうかな この物騒な不法就労生活も
1年もしないうちに 突然そこのショップが閉店となり
このてくさすでプータローになっちまった!!
さぁ~~~て困ったぞぉ~!~!~

で、つなぎに 家で好きなもの作っちゃ~日本に送って小遣い稼ぎ!
ちょこまか注文も来たし、こちらの色々なサドル屋から
ショボイ片手間仕事もらって来たりと 食い繋いだのさ・・・


しばらくしたら、さすがにパスポートにハンコが一杯になってきて
毎回 空港イミグレーションで捕まるも
巧みなインチキ話術で逃げるのを繰り返す!!!

そこで、まだ有効なパスポートを破き 日本で再発行を試みる!!
これでパスポートナンバーは別な物になり ハンコも無い
ますます記録には無い観光客になったのさ!!


そんな折、フォートワースの有名な市議会議員とお近づきになれ
色々相談にのってもらったのだ!!


こんな生活を繰り返しながら グリーンカード取得へ向けて
既成事実に家まで買っちまったのさ!!
(家はなんの役にも立たないんだけどね!!)

当時のこの家、208坪の土地に30坪弱程度のすっごく小さい家。
(2BD、1LV、1DK   坪計算 合ってると思うけど・・・)
かなり古い築年数なれど 土地付き家付き $29000なり!!
(ざっと290万円なり)日本の高級車より安いのだった!!!

そんなこんなから 正規なグリーンカードを取る手続きが始まるが
それが長~~い道程になったのさ~!



てくさす編 第3章につづく・・・








ところで、
日本一の山はフジヤマ!
そのフジヤマ登山を目指した哀愁を帯びた男の話がこれである!!
そしてフジヤマ登山から帰って来たその後は・・・

そこまでして上るフジヤマの魅力とは・・・・
読んでみてちょぉ~!!!




Twitterボタン
Twitterブログパーツ