<小説名>

大江戸そば屋繁盛記

<作者>

沖谷 雅嶺

<投稿サイト>

小説家になろう

<状態>

完結済み

<評価>

A+

<感想>

江戸時代にタイムスリップした蕎麦屋のせがれの主人公が

つぶれかけの蕎麦屋で働く話です。

短編なのでちょっとした空き時間に読むのにぴったりです。

悪役もわかりやすくかつくどくもない絶妙な塩梅でSにしようか迷った作品です。

登場キャラクターもしっかり色が出ていて作者の文才を感じさせます。

Sにしなかった理由はところどころ読みにくいと感じたため。

神様的な第三者視点の文章なのかそれとも主人公視点の文章なのか

ちょっと曖昧で読みにくいと感じました。

それさえなければSランクがつけられたので少し残念です。

 

<小説名>

俺の死亡フラグが留まるところを知らない

<作者>

<投稿サイト>

小説家になろう

<状態>

連載中

<評価>

<感想>

なろう小説の中ではややメジャーな憑依物です。

体は自由にできるんですが元の体の持ち主の意思なのか言葉が自由に話せません。

憑依した側もされた側もちょっと哀れですがそれがこの物語の肝になっており

アクセントになって面白い作品に仕上がっています。

文章もしっかりとしており違和感なく読めます。

惜しむらくは一部共感できない不可解な主人公の行動。

主人公が国から罪を問われるきっかけになった出来事について

ちょっと何がやりたいのか理解できませんでした。

そういう意味ではB+にしてもいいのですが

全体としてはまあ、よくまとまっているし何より面白いと感じているのでAとしました。

 

<小説名>

ブサイクで有名な令嬢と結婚した。彼女はとても可愛らしい性格の人だった。

~『ゴブリン令嬢』と蔑まれる令嬢に恋した美貌の令息が彼女を幸せにしようと奮闘する物語~

<作者>

新天新地

<投稿サイト>

小説家になろう

<状態>

完結済み

<評価>

A+

<感想>

なろう小説の皮をかぶった何かと評される作品。

綺麗な恋物語でよくまとまっています。

年をとったせいか最近涙腺が弱くなってしまったのですが

この作品を読むとき号泣してしまいました。

ティッシュ箱片手に読み切りました。

話のテーマ設定が素晴らしいと思う作品です。

 

<小説名>

予言の経済学 ~巫女姫と転生商人の異世界災害対策~

<作者>

のらふくろう

<投稿サイト>

小説家になろう

<状態>

完結済み

<評価>

A+

<感想>

日本語がしっかりしており読みやすく飽きにくい文章です。

物語のつかみもあり立ち上がりも良好。

現代知識と異世界をうまく組み合わせていることで定評のある作品です。

なろう版アルマゲドンといった話なのでそういった類の話が好きな方に特におすすめします。

作品に経済学とついているだけあって読むだけで勉強にもなります。

なろう小説の中ではかなり噛み応えがあってお勧めできます。

本が出てくれたら全巻揃えたい勢いで好きな作品なのですが残念ながら書籍の方は未完となっています。

なろうの方では完結してます。

残念なところは円周率のくだりでチートがチートになっていない点ですね。

もしかしらこれが理由で打ち切りになったのかもしれません。

これさえ直ればSが付く作品です。

 

<小説名>

努力しすぎた世界最強の武闘家は、魔法世界を余裕で生き抜く。

<作者>

わんこそば

<投稿サイト>

小説家になろう

<状態>

完結済み

<評価>

A+

<感想>

文章がしっかりしており最後まで無理なく読める文体です。

つかみも良好でギャグテイストな作品なのでサクッと楽しく読めます。

Sにしようかなとも思ったのですがいかんせん男子校ノリ。

ギャグに全振りしてるので少し人を選ぶ作品としてA+としました。

 

<小説名>

RPGの悪役に転生してしまったけど、生き残りたい

<作者>

岡沢六十四

<投稿サイト>

小説家になろう

<状態>

完結済み

<評価>

A+

<感想>

文章よくテンポもよい読みやすい文体。

世界観もしっかりしており高評価。

サクサク進むので軽い読み物をしたい人におすすめ。

だた若干たたき台感が出ているのが玉に瑕。

キャラクターの掘り下げをすればSがつけられます。

 

<小説名>

ゴレイヌさんに会いに行こう!

<作者>

丸焼きどらごん

<投稿サイト>

ハーメルン

<状態>

完結済み

<評価>

A+

<感想>

HUNTER×HUNTERの二次小説。

以前ランクS紹介した「とある姉サイヤ人の日記」と同じ作者丸焼きどらごんさんの別作品です。

昔に読んでそのまま忘れていたのですが久しぶりに読み直したところ「とある姉(以下略)」と同じ作者さんと気づき

これは紹介せねばと追加させてもらいました。

しっかりとした文体で安定感抜群。

それでいてぐいぐい話に引き込む不思議な魔力。

お勧めできます。

減点はやや下ネタに走りすぎているシーンがあるため人を選ぶ作品になっている点です。

 

<小説名>

転生したら皇帝でした~生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか~

<作者>

魔石の硬さ

<投稿サイト>

小説家になろう

<状態>

連載中

<評価>

A

<感想>

日本語がしっかりとしており話の構成もばっちり。

西洋風の皇帝設定ですが中華風の皇帝でも通じそうな雰囲気があります。

原点理由は主人公の口が汚すぎるため。

もう少しマイルドに納められるといいですね。

 

<小説名>

逆行の英雄~無才の少年は、幼馴染の女勇者を今度こそ守り抜く~

<作者>

虎馬チキン

<投稿サイト>

小説家になろう

<状態>

完結済み

<評価>

A

<感想>

発展途上と言う印象はありますが読ませるだけの文章力があり

話の構成も悪くありません。

立ち上がりも良好で主人公の生い立ち、動機付けが

しっかりしておりすっと物語に入ることができました。

ただ時々このシーンでこの言葉って使うのか?と違和感を感じたのと

ちょっとキャラクターの言動がありきたりで

不自然さが鼻につきました。

B+でも良かった気もしますが

最後まで楽しみながら読めたのでAとしました。

言葉を選ぶのと過去の人に頼らない自分のセリフを意識して書けば

もっと魅力ある作品に仕上がると思います。