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続き

昨日は疲れ過ぎて家帰って爆睡でした…すいませぇん。今日は足が棒ですわ。

さて、昨日の続きです。

作品の冒頭のマキシムはワルツのようなものやタンゴとデュエットものが続きますが、稽古2日目にみんなでデュエットの練習したんです。男役には今回しっかり娘役をサポートしリードをして娘役をキレイにそして可愛く見せられるよう要求した。このことで男役の格好良さを最大限に引き出せたらと思いました。自分を魅せることよりまずは相手を、それができた男役が1番格好良いと思ったからです。
あおいちゃんイタリアの男って素敵って言うセリフおもろいです。ゆうひさんえっちゃんのタンゴかっこいいです。みんなのワルツの中の両手指差しでイチャイチャしてる振りが自分では気に入ってます。
ウェストコースト
始めみんながセンターで固まってるところから下手から順にポーズしていきます。歌詞がカリフォルニアに向かうまでの駅名を言っているので、一駅づつポーズをしているところをルディが歩いていてカリフォルニアに向かってるようにしました。ゆうみちゃんの「オレンジさっ」をウザイくらいかっこつけてと注文。おもろい、要注目(笑)そのあとハリウッドのエキストラのナンバー、そのあとに奇跡と言うルディを変身させるナンバーにつながりますがミュージカルっぽくて好きです。
次に出てくるタンゴは床が傾斜になっているので踊るのが大変なんです。ここでのタンゴも3人共すごい特訓してました。かっこいいです。

椿姫のシーンはナジモヴァのビデオを稽古前にみんなで見てそのまま振付しました。歩き方、立ち方がすごい独特だった。

ファンのナンバー
ルディの写真が重くてこれまた大変なんですよ。コミカルなナンバーでみんなぶっ飛んだ感じですが、当時のヴァレンチノの人気って本当にすごかったみたいなんです。そこまで熱狂させたヴァレンチノってほんとすごいですね。

血と砂
1幕ラストのナンバー。布を使ってのナンバーですが、どんなものでもやはり小道具を使ってのダンスというのは難しいものです。振り付けた当初は振付といてなんですが、うまくできるかなと不安でしたが、3人の努力で面白い感じに見えていると思います。

2幕のクラブ21でのナンバー2曲。1曲目は店内のショー。電球がたくさん設置されていて、とにかくまずそれを蹴っ飛ばさないか心配。2曲目は音楽が再演のときとは違う新しいもの。ゆうひさんとゆうみちゃんのデュエット見どころです。娘役の子達には歩き方にも注意して踊ってもらってます。人数も多いですし尺も2幕の中では1番長いので、見応えあるナンバーにしたいなと思って作りました。
フィナーレ以外はナンバー全部振付させて頂いたので、他にもナンバーありますが、やはり今回生徒のみんなの力が大きかったと思います。助けて頂きました。それと初演、再演のときに振付されていた方々の構成をそのまま使わせて頂いたところがありますが、やはり素晴らしいと思いました。まだまだ自分には作品つくる上での甘いところが多いなと感じました。夏の自主公演では1つの集大成というか、現時点での精一杯の力で作品臨みたいと思います。

ドラマシティのあとは東京は青年館で公演。千秋楽まで宙組みんなケガなく頑張って。
アランチャ