化学療法の副作用と思われる、水様便と手の平足裏の乾燥皮剥け(手足症候群)は続いていましたが、

倦怠感や他の体調をしつこく確認しても、相変わらず

「別に何とも」

と言ってました。


この頃はほぼ毎日仕事にも行っており、真夏の技術職業務をこなし、特別疲れた様子もなく『この人、やっぱり鉄人か!?』と思ってました。


第4回目の化学療法予約日となり、血液検査後診察で

何と!ナント!

副作用と思われる、副腎ホルモン?の欠損?を指摘され、予定だった化学療法投与は中止となり、副腎内科にコンサルされました。


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コンサル先の副腎内科担当の先生は、物腰が柔らかく、【ズレた夫から情報を引き出すのが上手い】先生でした。

ズレた夫がスルスルと口を開きます。

これには驚きました。


『もっと詳しく調べたいが、今日の結果だと副腎ホルモンのコルチゾールと言う項目が欠損』

だそうで、そうすると倦怠感や眠気が強いらしいのですが、


夫⇒いや、ホントに特に何とも…


先生⇒それは何よりです。つらくないのが一番です。検査数値よりご本人の感覚を重視しましょう。

(らしき事を言われてました。勉強になりました)



その日、各専門の先生方のやり取りとして、要約すると


●腫瘍内科医

現在化学療法実施中で治療は奏功しているが、血液検査の結果、副作用と思われる重篤な数値があった。せっかく治療奏功しているので、治療継続したいがどうしたもんだろう?


●副腎内科医

症例が少ないが副作用と思われるコルチゾール単独の不可逆的欠損だろう。

他の先生方とも相談し、

ステロイド投与なしのコルチゾール単剤内服で経過を見る。

化学療法は継続して問題ないと思う。


⭐上記やりとりのプリントが、処方箋や会計計算明細と一緒に入ってました💦

(ホントはダメでしょ?)


『あ、重篤な副作用なんだ…』

なかなかピンと来ませんでした。


つづく