30年以上入っていた大手の生命保険(三大疾病特約、がん一時金、要介護状態一時金が付帯した手厚い保険)を辞めたのは、何ともくだらないけど悔しい理由でした。


うちのズレた夫は世間で言うモラハラ男です。

家の収支や財政は一切関係なく、欲しい物は我慢せず買い、パチンコで借金を繰り返し、子供達が幼い頃はその小遣いまで平気で持ち出し、文句を言われるのを回避するため何日もトンズラするような男です。

当然、生命保険や家のローン、子供の学費など全く無関係無関心です。

そんなヤツが、ある日突然に、わかりもしないのに勝手に保険の契約内容を更新してきたんです。今まで全く無関係無関心だったヤツがシレーっとです。

保険担当者が変更になる旨の電話が私が不在時にあり、その挨拶時に勧められるままに変更したそうです。当然、保証内容は下がり掛け金は値上がりです。何と約一万円の値上がりをブッ込んで来ました。

これ、怒らない人いますか?このブチギレ案件で夫婦喧嘩勃発となりました。


私⇒今まで何でもかんでも知らんぷりで何もしなかったくせに勝手に何してくれてんのよ💢


ズレた夫⇒オレの保険なんだからオレの勝手だ💢


私⇒保証が下がって値上がりなのに、勝手もクソもあるか💢


ズレた夫⇒じゃあ保険なんか辞めるからいい💢


私⇒辞めるんじゃなくてもとの契約に戻してきて💢


ズレた夫⇒そんな面倒な事やってらんねぇ💢


と、こんな感じでした。

モラハラの王道です。

でも、ヤツは自分から電話して辞めるような律儀なヤツではないので、そのまま諦めムードでいたんです……ところが、、

たまたますぐに保険担当者から電話があり、あっさり解約してしまったんです。

前の担当のおばちゃんなら、そう簡単に解約になどせず、ズレた夫の事もわかっていたので、私に電話をくれていたはずなんです。


癌が発覚する2ヶ月前でした。

『あ~💦、なにか変わりの保険に入っておくか~』と考えていた矢先の癌発覚でした。


つづく