以前書きましたが、これまでの振り返りと来年のための準備として、年末年始で中学受験本を何冊か読もうと思っています。
第一弾として、鳥居りんこさんの「偏差値30からの中学受験」を読みました。
これは、昨年中学受験本を図書館で借りて一気読みした時、図書館にはなかったので今回、購入して初めて読みました。
この本のいい点は、
・綺麗事ではなく、率直に本音ベースで書いているので参考になる。
・お子さんのスタート時の成績、進学先の学校名(逗子開成)、併願校が明らかにされているのでイメージしやすい。 (うちも偏差値30位だったので。)
・時系列にかかれているので読みやすく、試験までのおおまかな流れが把握できる。
・各科目の勉強法、参考書が紹介されているが、こういった体験に基づくものは参考になる。
(バカボン君のパパは、塾のテキスト以外は手を出さない方針なのですが、紹介されていたこれらの本を娯楽として買いました。 ちびまる子ちゃんシリーズは結構評価が高いようですね。ー)
http://astore.amazon.co.jp/studytools-22?_encoding=UTF8&node=5
楽しんで本当にさらっと読めちゃう点は良かったですね。 かといって内容的には、結構充実していると思います。
一番印象に残ったのは、著者の孟母(猛母!?)ぶりです。 吐いている子供を袋を持たせて塾に連れていったエピソードには、驚きましたが、自分が理解出来ないのでわざわざ自分が家庭教師について学ぶという姿勢には本当に感心しました。
あと、良かったのはお子さんが通われていた日能研の塾長さんのエピソード。 吐いているこどもを連れてきたりんこさんに真剣に怒ったりとか、 「・・・今年は僕が絶対、全員に、僕のこども達全員に合格証書を渡す!」と面談で泣かれたりとかされたそうですが、バカボン君のパパは、こんな熱い先生が大好きです。
受験生のお母さんの視点で書かれていますので、いろいろ悩み多きお母さんには「みんなそうだよ」と自分だけではないということを教えてくれるので、中学受験のお子さんを持つお母さん必携の1冊だと思います。
おすすめ度 ☆☆☆☆☆ です。
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