ご訪問ありがとうございます😊
※今回の記事は、
鬼○の刃のパロディーを元にした
僕の観光日記です。
なお会話の中で「刀鍛冶の里編」以降の表現が
ありますので、ネタバレＮＧの方は
会話を読み飛ばしてください。
自滅の刀 巾着田編
序章
私の名は、陳腐辻無残(ちんぷつじ むざん)。
何故かこの令和の時代まで生き残っている
鬼の始祖である。
私は永遠の命を得るために、この時代でも
太陽を克服できると言う
秘薬「蒼い彼岸花」を未だ探し求めている。
しかし無能な部下に惠まれたお陰で
未だ永遠の命を手に出来ないでいる。
無残「鳴男！」
鳴男「陳腐辻様！お呼びでしょうか」
鳴男(なきお)。
私の部下の鬼であり、蒼い彼岸花の捜索の全てを
任せている。
無残「まだ蒼い彼岸花は見つからないのか？」
鳴男「申し訳ございません！ただ……」
無残「黙れ。
誰か喋ってよいと言った？」
鳴男「も、申し訳ございません！(理不じーん💦)」
無残「まあよい…幸い今は彼岸花の咲く季節
何か手がかりを見つけたのか？」
鳴男「は、はい！彼岸花が咲き誇る
観光スポットがあるとの事で…」
無残「ほう？それはいずこに？」
鳴男「埼玉県の巾着田(きんちゃくだ)でございます。
恐らく今が見頃かと……！！」
無残「そこには蒼い彼岸花があるのか…」
鳴男「な…何とも言えま……」
無残「まだ確定していない情報を
喜々として伝えようとするな！」
鳴男「ひっ！も…申し訳ござ……」
無残「もうよい。私はお前に期待しない。
では巾着田へ行こうではないか」
鳴男「ち…陳腐辻様みずから行かれるのですか!?」
無残「私は何も間違えない。」
たらった〜らったったぁ〜〜♪
(脳内で主題歌「残念残歌」を流して下さい)
いざ、巾着田へ
無残「では行くぞ！鳴男。
お前の鬼気術【べべん！】でひとっ飛びだ」
鳴男「いえ…陳腐辻様。今日は電車で行き……」
無残「お前は私の意見を否定するというのか」
鳴男「ひっ！」
無残「だか、まあよい…私は無限電車に
とても興味がある。今回はそれで行こう」
鳴男「ありがたき幸せ！(めんどくせーお方だ)」
無残「だがどうやって外を移動する？死ぬぞ！」
鳴男「こちらをどうぞ」スッ
無残「こっ…これは」
鳴男「日傘と日焼け止めクリームです。これで…」
無残「黙れ！こんな物で太陽を……」
鳴男「尺が勿体ないので巻きでお願いします」
無残「」
無限電車編
無限電車編・完 そして巾着田へ
最寄り駅の西武秩父線「高麗」駅でパシャリ📸
結構混んでました。
おそらくほとんどの人が巾着田に向う模様です。
巾着田へ向う途中も、そこかしこに彼岸花が
花を咲かせてました。
鳴男「陳腐辻様！彼岸花がもう綺麗ですよ！
コレは期待できるんじゃ……」
無残「私は何も期待しない」
鳴男「ほら陳腐辻様！彼岸花以外にも
こんなカワイイ花も咲いてますよ。
これはコスモスって言うんです。」
無残「黙れ。
私は蒼い彼岸花以外、一切の興味も無い
さっさと巾着田へ向かうぞ」
鳴男「御意！」
そして……
巾着田の入口に到着しました！
モニュメント？前で記念撮影📸
しかしこの二人何だかんだで
ノリノリである(笑)
鳴男「あっ！陳腐辻様！
あののぼりを見てくださいよ！」
鳴男「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)まつりですって！
何か楽しみですね！」
無残「くっくっくっ、
永遠の命を手にした暁には
人間どもを血祭りにしてくれるわ」
鳴男「さすがは陳腐辻様！」
と、ここで無残の様子が変わる。
無残「な、鳴男！あ…あれを見ろ！」
鳴男「(む…無残様があんなに狼狽するとは！
いったい何が！？)」
鳴男は、無残が指差す先に目をやると……
鳴男「と…とんちぼ？」
無残「何だ鳴男、お前とんちぼも知らぬか！
かつて鶴ヶ島市内の駅前あった名店だぞ！
和風煮干しスープが特徴だ。
まさかココに移転していたとは……」
鳴男「(こっ…この人、蒼い彼岸花にしか
興味なかったんじゃ……？
てゆーか詳しすぎないか！？)」
無残「何たる僥倖！」
鳴男「ち…陳腐辻様！蒼い彼岸花探しは……」
無残「黙れ。
私は何も間違えない。全ての決定権は
私にある！」
鳴男「」
次回へ続く。
蒼い彼岸花そっちのけで
ラーメン店「とんちぼ」へ駆け込んだ
無残と鳴男。
果たして無事にラーメンにありつけるのか？
次回！陳腐辻無残、実食編
お楽しみに！！
次のお話はコチラです⬇
あとがき
シルバーウィーク特別企画と言う事で、
先日、彼岸花を鑑賞しに巾着田へ行った様子を
レポートして少しでも皆さんに
観光気分を味わって頂ければと思います😆
本当は単発にしようとしたのですが
思わぬラーメンの発見(笑)だったり
色々あったので、前中後編で予定してます。
次回作は、明日の13時00分に投稿予定です。
最後までお読みくださって
ありがとうございます😊
