勝手にAスト

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AAAさんのお名前をお借りして、本人達とはまったく関係のない妄想小説を書いていきます。

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見た…?

見た見た

まるで映画のワンシーンみたいに見事に殴ってたって噂

まじで?

喧嘩?

いや、一方的だって

なんの抵抗もせずにただ殴られてたらしいよ



「この広い学校、何千人も学生がいる中で注目の的、噂の張本人になるなんてねぇ…」





直也が腕を組み溜息をつく。






「しゃーないやろ、にっしーは話で蹴り付けるタイプやないしな」






「にしても、派手に殴ったみたいだし、感情が爆発したんだな…」






真司郎と秀太も続けて溜息をついた。






「にっしーは今も宇野ちゃんのことが好きなのかなぁ…」






千晃が小さな声で言った。






「好きじゃなきゃ、日高を殴ったりしないだろうな。西島もバカじゃないし、ムカついたくらいで殴るとは思えん」






「さっき言ってたにっしーが日高を殴った理由やけど、宇野ちゃんを傷つけたからってざっくりしすぎちゃう?もっと詳しい理由知らんの?」






真司郎は直也に目線を移し聞いた。





「にっしーに聞いても日高に聞いても、まだ言えないって濁すんだよ」






「まさか…妊娠させたとか…?」






ハッとしたように真司郎が言う。
一同を沈黙が包んだ。




即座に秀太が反応した。




「…まさか。んなことあるはずないだろ」






「でもさ、傷つけたとしても殴るくらいにっしーの感情が爆発する何かがあるってことだよな…しかもそれは宇野ちゃんの中にある…」






直也の言葉で全員黙り込んでしまった。


今日の朝体育館の裏で日高を殴ったにっしーがたまたま通りかかった学生に押さえつけられたのがこの噂の発端だ。




噂を聞きつけた直也が隆弘に会いに行くと隆弘に事情を聞いていた学生からの相談を受ける教員が困った顔を見せていた。





日高は、傷の手当のため保健室へと運ばれた。


二人から事情を聞いた直也だが、その真意は掴めなかった。





ただ、直也にはにっしーの表情に今までにない迫力を感じていた。

それが意味するものは…




わかった。今からいくわ。





電話を切りポケットにしまうと直也は真剣な顔を見せた。






「にっしーからだった。学校からの事情聴取も終わって解放されたから、集まって話したいことがあるって、日高も宇野ちゃんもいるんだと」






4人は顔を見合わせると指定された場所へ急いだ。