ドラマ「銀河の一票」を見ていたら、ふと子供の頃を思い出しました。
月岡あかりが蛍に言った言葉
「そう理不尽」
人はよく「優しくなろう」と言います。
もちろんそれは大切です。
でも現実には、優しいだけではどうにもならない場面もある。
私は子供の頃から見てきました。
「コンプライアンス(たまに天ぷら🍤と間違える(笑))」や「優しさ」が大切だと言われます。
それは間違いではありません。誰にも優しい世の中は理想郷でしょう。私だって優しさに包まれたい。あぁユーミン🎤
ご存知のように私は貧乏長屋育ちです。
私は小学生の頃から親戚の自営業を手伝い、自分で働いてお金を稼ぐことを覚えました。
父は一級塗装士で、1970年代の建築ラッシュの時代にはサラリーマンの倍近い収入を得ていました。
しかし職人の仕事は、現場へ出て働いて初めて収入になります。
父は次第に酒に溺れ、わが家は貧乏になりました。
一方、母は裕福な家庭で育ったためか、家をローンで買える事すら知りませんでした。
生活が苦しくなっても現実と向き合えず、そのしわ寄せは子供だった私たちに来ました。
私が幼い頃に虫歯治療で伯母の勧める歯医者に連れて行かれて5000円(当時換算で2万)かかり母に「牛乳を飲まないからだ」とそりゃバスに乗るまで怒られましたよ。それ以来、赤の他人様が親に指摘するまで具合が悪いなんて言いませんでした。
21時過ぎると泥酔した父(帰宅せず)を🚲で探しに行かされたことは毎度の話。
貧乏は希望した進路(不本意ながら2人共高卒)を諦めざるを得ませんでした。
学校でいじめに遭った時(理由は貧乏のくせに生意気)も母には「あんな頭が良いお金持ちの子がいじめなんかするわけないだろう。連絡帳に書いて私が恥をかいた」と言われて以降、私はどんなにいじめられようとも絶対に親には言いませんでした。
幼い頃に深く傷つく出来事があった時も、守られるどころか口止めされたことを今でも覚えています。
子供にとって一番つらいのは貧乏じゃないと思ってます。
「助けてほしい時に味方がいないこと」だと思います。
私は早い段階で悟りました。
自分の人生は、自分で守るしかない。
誰かが助けてくれるのを待つより、自分で知識を身につけ、自分で立ち上がる方が早いと。
私を支えてくれたのが、父方の祖母の言葉でした。
「資格や知識は、いくら持っても重くない。取れるものは全部取りなさい」
この言葉のおかげで私は学び続け、自分の力で働き、自分の人生を切り開くことができました。
今になって思うのは、母が信じていた学歴や肩書き、お金だけが人間の価値ではないということです。
頭が良くても、人を傷つける人はいます。
お金があっても、家族を不幸にする人もいます。
もちろん生きるためにはお金は必要です。
でも、お金そのものに善悪はありません。
使う人の心次第で、人を助ける道具にもなれば、人を傷つける凶器にもなります。
私は好きで強くなったわけではありません。
生き延びるために強くならざるを得なかっただけです。今はこう思ってます。
綺麗事だけでは生きられない世界だからこそ、自分の足で立ち、自分の頭で考え、自分を守る力を持つことが大切なのだと。付き合う人間なんかいずれ自然と淘汰されていく。
それが、泥沼のような環境を生き抜いてきた私がたどり着いた答えです。
だから周りが「え😱マジ!」って言う旦那なんか1㎜も私の人生にはさほど影響無いのですよ^_^
