ボルドール Fフォークオーバーホールの続きであります。

 

もうかなり前からFフォークのことなんて関係なくなっちゃってるやん・・・(← ハライチ風)

 

 

ようやくクランクケースカバー単体になり作業がしやすくなりました。

 

 

これでササッと作業ができるぞ!とほくそ笑んでいたのですが・・・

 

またしても!!

 

いつものワタクシの悪いクセで・・・

「どうせならアレもついでにやったらエエがな!」 的な、

そんなクソ面倒くさい性格が災いしやがるのであります!

 

よせばいいのに・・・ (敏いとうとハッピー&ブルー)

 

 

その「よせばいいのに」的なこととは!

 

 

クランクケースカバー R (赤矢印) が綺麗になることで、

そのすぐ後ろにあるクラッチカバーの汚さが目立つようにならへんかしらん?

 

ほら、また始まったよ・・・ 面倒くさいなぁ、もう!

 

パッと見ではまあまあ綺麗な状態だったんですよね~

 

 

クラッチカバーに手をつけるということは、

オイルも抜かなければならないし、組立てる時に新品のガスケットも必要・・・

 

散々悩んだ結果・・・

 

 

あーあー やっちゃったよ・・・

 

下調べもせずに外したのですが、

クラッチカバーのガスケットは紙タイプ?ではなく液状ガスケットでした。

 

 

クラッチカバーはパッと見ではそれほど汚くはないのですが・・・

 

 

ちょっと見る角度を変えてやるとこのような2本のキズが!!

 

コレがめっちゃ目立ちやがってたのです!

 

このキズは、

ガレージ内でBAJAをちょっと移動させたかっただけなのに、

フラついてステップを当ててしまい「ガリッ!」とやってしまったものです・・・

 

表面のクリア層にキズがついた程度なのかもしれませんが!

 

 


 

さて、コイツらをどうやって磨いてやろうか?を考えていました。

 

ボトムケースの時は適当な専用の作業台?を作りましたが、

クランクケースカバー、クラッチカバーの場合はそんなのを作るのは難しそうです。

 

そこで!

 

 

ダイソーのカラーボード(450mm×840mm)の登場であります!!

 

こんなヤツが100円で買えるとは!!

 

 

コイツを水道がある所に敷いてやれば「磨き&洗浄特設会場」の出来上がりです。

 

これで「直置き」で安心してモノを置けます!

 

 


 

さあ、やってやるぞ!! ということで・・・

 

 

ケンマロンの120番でガシガシやってやりましたが・・・

 

アカン、全然アカンですやん・・・!!

 

 

ボトムケースの時と同じようにサビ(腐食)の酷い部分をキッカケにして、

クリア層を「ケンマロン」でガシガシ削っていってやろうと思っていたのですがー

 

 

想像以上にクリア層が強固ですやん!!

 

アルミの地金を出せている部分もありますが、

それはあくまでもケンマロンが当てやすい平面や角っこの部分であって、

このような凹部分については地金を出せるほど力を込められないのであります・・・

 

 

ましてや、

こんな細かく入りくんだ形状のヤツなんてケンマロンでは絶対に無理ですよね~

 

ボトムケースは円筒形状で凹凸が少なくほぼ直線的な動きの磨き作業、

さらにはわざわ専用の台を作って作業をしやすくしてたことも大きかったようです。

 

 

ワタクシなりにいろんなことを試してみましたが・・・

 

ケンマロンでのクリア層剥がしは断念!

素直に「剥離剤」の導入を決定したのであります!!

 

 


 

本日予定していた作業は中止!

 

今すぐできる「軽作業」に変更であります。

 

 

今回の作業範囲内のボルト類を洗浄して、

耐水ペーパーで整えた後、ピカールで磨いてやりました。

 

 

フランジボルトM6×28

「もはや磨くまでもない」と判定されたヤツ(左側4本)と磨いたヤツとの比較です。

 

特にクランクケースカバー L の下側のボルトが酷い!!

 

当初はすべてのボルトを新品に交換してやろうかと思っていたのですが・・・

 

 

例えばこのフランジボルトM6×28ですが、

今回の作業範囲内では合計25本、1本あたりは143円なので・・・

 

全部交換したとしたら・・・

これだけで3,575円もしやがるのです!

 

なんだかちょっともったいないなぁ・・・ということで磨いてやりました。

 

 


 

7月のある日、

アマゾンで注文してたヤツが届きました。

 

 

待ってました!

ナトコ スケルトンM-201

 

小牧市在住 Kさんからの、

「剥離剤ならこれ一択でしょ」的な絶対命令により決定しました。

 

 

ちょっと判りにくいですがスケルトンはこのように少し青みがかった色です。

 

コイツをハケで塗りたくってやるんだそうです。

 

 

写真を撮るのを忘れてしまいスケルトンの反応状態が説明できませんが・・・

 

アルミの地金にクリアの場合は、

スケルトンの反応状態が目視ではイマイチ判りづらいですよね~

 

通常の塗装面であればみるみる塗膜が剥がれて判りやすいんでしょうね~

 

 


 

おそらく・・・ クリア層の剥離が完了したと思われたので!

 

 

粗磨き開始であります!

 

気合を入れて一気に酷いサビ(腐食)の部分を中心にガシガシ磨いてやります。

 

 

 

 

 

 

 

ここまでは、

ケンマロンの120番 → 240番、

耐水ペーパーの400番 → 600番 でガシガシやってやりました。

 

 


 

それにしても・・・

 

イメージです

 

暑い、あまりにも暑すぎる・・・!!

 

 

扇風機をまわそうがスポットクーラーをかけようがどうにもならん!!

 

ちょっと身の危険を感じはじめたので作業はしばらく中止!!

 

 


 

しばらくたったある週末・・・

 

 

早朝より800番 → 1000番 → 1200番 → 1500番 → 2000番 の順に、

気合を入れてそれぞれのパーツに耐水ペーパーをかけていってやりました。

 

とにかくもう、

やってる内容があまりに地味すぎてちょっと悲しくなったりして・・・

 

おかげで右腕はパンパンであります!!

 

 

酷暑、全身筋肉痛にも負けず、

ヘロヘロになりながらピカールで仕上げたつもりの状態がこちらでございます。

 

 

大問題だったクランクケースカバー L

 

 

 

この部分はかなり酷い状態でしたが何とか納得いくレベルまではもっていけました。

 

 

 

 

クランクケースカバー L 一式でございます。

 

 

組立てるとこんな感じになるんですね~

 

 

クランクケースカバー R

 

 

まあまあだと思います!

 

 

比較的、状態が穏やかだったクラッチカバーであります!

 

 

2本のキズはしっかり消せました!

 

 

当初の計画ではFフォークのオーバーホールが目的であり、

そのついでにボトムケースの磨きをやろうというだけのことだったのになぁ。

 

いつの間にやら、

やたら広範囲に及ぶかなり大がかりなことになってしまいました・・・

 

 

まだまだ地味~に続くのであります・・・