ボルドール Fフォーク オーバーホールの続きでございます。
おかげさまをもちましてボトムケースの磨きは無事終了しました!!
連日の猛暑の中、
ワタクシは週末になるとせっせと地味~にボトムケースを磨いておりました。
ええ、それはそれは地味~に磨いていましたとも!
時間があればただひたすらに耐水ペーパーでゴシゴシする週末・・・
そんな地味~な作業中、
常にワタクシの視界の片隅にあって、
ずーーーっと気になってしょーがなかった奴らがたたずんでおったのであります。
それがコイツらなのであります!!
クランクケースカバー L
なかなかの感じになっております・・・
前側(下面)なんてのはもっと酷いことになっております!!
クランクケースカバー R
L側に比べれば症状はまだ穏やかではありますが・・・
やはり前側(下面)はそれなりに酷いことになっております!!
なんやったら・・・
Fフォークよりも遥か昔っから・・・
ずーーーーっと気になっていたんです!!
これまではずっと、
なんやかんやで諦めの境地といいますか、見て見ぬフリをしてきました・・・
でも今はやたらと気になる・・・
何故ならば、
つい最近まで磨いていたボトムケースと同じアルミ素材のヤツなのだから!
でもなぁ、
とっても面倒くさそうですやん・・・!!
あまりにも面倒くさそうなので、
いっそのことクランクケースカバーをそれぞれ新品に交換してやろうかと、
ウェビックで見積もってみたところ・・・
クランクケースカバー R 8,635円
クランクケースカバー L 12,870円 もしやがる・・・
そんなお金はもったいない・・・!!
ボトムケースの磨き作業で、
磨きの感覚はだいたい掴んだつもりなので思いきってやってやろうかと!!
磨けばガスケット分(R、L 合わせて1,000円ぐらい)だけで済むし!!
まずはクランクケースカバー L を外します。
この部分は初めてバラすのでオイルがどれぐらい漏れるんだろうか・・・?
ショックレスハンマーで軽く叩きながら外すと・・・
オイルはそれほど漏れませんでした。
カバー単体にしたいので、
ジェネレーターコイルのこの4本のボルトを取りたいのですが・・・
アカン! やってもうたがな・・・!!
この1本だけ!
六角レンチがナメてボルトが外せん!!
六角レンチセットの中でも5mmのヤツはよく使うので、
長年の使用によりレンチ先端の角が取れて丸くなってたようです・・・
もしくは六角レンチがしっかり垂直になっていなかったのかもしれません。
えらいこっちゃぁー どないしょー!!
困った時の救世主、ネジザウルスで取れんものかと試してみますが・・・
ジェネレーターコイルのボルトはカバー端面から少し下がった位置にあるため、
ネジザウルスでボルト頭を掴もうとしても角度がついているので上手いこと使えん!
さすがに、
逆タップなんてモノは持っていなかったので速攻でアマゾンにて物色!
送料や納期など、
なんやかんやで「買いに行った方が早い!」ということで・・・
BAJAで出動!!
毎回毎回、
ほとんど緊急で何かが必要になった時にしか来たことがないストレート岐阜店へ。
ちょうど「2023 サマーフェア」開催中でちょっと安くなっていました。
逆タップセット 7ピース 六角穴付ボルト用!!
コイツは六角穴付きボルト専用?なので地味~に期待しとるのであります。
仕事でよく使っていたタイプのコイツもついでに買ってきました。
コイツは「いよいよアカンかった時に使ったる用」として買いました。
こちらの方が馴染みがありますからね~
さっそく、
六角穴付き用のヤツを叩き込んで「グイッ!」とまわしてやりましたが・・・
どうにも食いつきがイマイチで空回りしちゃう・・・
アカン、全然アカンですやん・・・!!
六角レンチがナメて「テロンッ!」と回ってしまい、
引っかかる部分の少ない瀕死状態のボルトにはコイツは全然効かないようです!!
あくまで「ちょっとナメかけた程度」で、
もうちょっとやったらダメになるかならへんかぐらいの六角穴付きボルト用ですね!
ということで・・・
当初の予定よりもめっちゃ早い段階で、
「いよいよアカンかった時に使ったる用」のヤツの登場でございます。
ドリルで下穴をあけて、スパイラルのヤツを叩き込んでまわしてやると・・・
アハン、無事にボルトが外せました~
思いがけず2番手が活躍した結果になりました。
最初っからコッチのヤツでやればよかったです・・・
ようやくジェネレーターコイルが外れたので・・・
クランクケースカバー R も取り外してやりました。
この時はこれで心おきなく作業が進められると安堵していたのですが!
チーン・・・
地味~に続くのであります。